Posts Tagged ‘Devil’

「デトロイト・メタル・シティ」

土曜日, 8 月 23rd, 2008


オシャレでポップなミュージシャンを目指す若者が、何故か悪魔系デスメタルをやることに。。。
映画「デトロイト・メタル・シティ」見てまいりました~

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「ハプニング」

土曜日, 7 月 26th, 2008


映画「ハプニング」を見てきました

。。。が、これは基本的に「オススメできません」
PG12は伊達じゃなかったです orz

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「ラスベガスをぶっつぶせ」

土曜日, 6 月 14th, 2008


学費が足りない学生が、得意の計算能力を活用してチームを組み、カジノゲームのブラックジャックに、カードカウンティングと呼ばれる技術を駆使して挑むのですが~~~~という映画。実話を下敷きにしているのだとか。
原題はそのものズバリで「21」(ブラックジャックは21を目指すゲームだから)

わりと素直な話のすじ運びですが、一応どんでん返しも有って、きれいに風呂敷がたたまれてて、そこそこ面白かったです。
あと、ギャンブルとかカジノってやっぱり怖いなー って思ったり(汗

以下、チラシの裏

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「バンテージ・ポイント」収束と拡散

水曜日, 3 月 26th, 2008


「マイ・ブルーベリー・ナイツ」も面白そうだし、個人的に好きな俳優さん金城武が出てる「Sweet Rain 死神の精度」*1もいいかなーと思ったのですが、このところ恋愛要素有りの映画が続いて(といっても2作ですが)ちょっと食傷気味だったので、アクション映画を見ることに。

米大統領狙撃事件。同じ時間、空間が、視点を変えて何度も繰り返される、という映画。
近年だと、日本映画「運命じゃない人」も同じつくりでした。
シークレットサービス役デニス・クエイドが体当たりで熱演しております。

黒澤明「羅生門」~藪の中(やぶのなか)

私の好きな映画に、今昔物語「藪の中」をモチーフにした黒澤明「羅生門」があります。平安時代の殺人事件が、視点を変えて何度も語りなおされます。
しかし、語り手によって、事件はまるで違うものとして語られてしまいます。どの語り手の話が嘘で、どれが真実なのか。真相は「藪の中」という作品。

それに対し、「バンテージ・ポイント」や「運命じゃない人」は、ひとつの真実へと向かって収束していきます。新たな視点に映るものによって、以前の風景は上書きされていきます。

「Aかと思ったらB,Bかと思ったらCだった」 みたく。

個人的には、真相といえるものが示されず、拡散していく「羅生門」の展開はシュールで好き、でも、「バンテージ・ポイント」の、すごくいいところで時間を巻き戻しちゃう、話のひっぱり具合のうまさ、話がひとつに収束していくドキドキワクワク感も捨てがたい、です。

カーテン

ド派手な爆発シーン【塔】や、カーチェイス【戦車】は、素人映画じゃマネできませんが、カーテンの使い方は、うまいなぁと思います。【悪魔】?(ネタバレになっちゃうので、これだけしか書けませんが!)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BWDCV6/tamac-22/ref=nosim/


*1
野島伸司作品はそれほど好きではないのですが、ドラマ「ゴールデンボウル」がよかった

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蓮實重彦、大塚英志。。。『映画とタロット』開始のきっかけについてお話しします

金曜日, 2 月 29th, 2008


『映画とタロット』に関わる記事をいきなり見ると、単にこじつけして当てはめているだけのように見えますので、不愉快に思われるかたもいらっしゃるかもしれません。

本日は、この一連の文章を書き始めた背景、そもそものきっかけについて、書いてみたいとおもいます。

始まりは大塚 英志

そもそもの始まりは、大塚 英志氏によるこちらの2冊の本。

タロットカード(もしくは代用物)を並べ、それを『読む』ことによって、小説のプロットをつくる、というレッスンが掲載されています。。

つまり、架空の人物の運勢を占うこと=プロットをつくる、という発想を知りました。
この段階では、「でも、むずかしいなー」というところで終わってしまいましたが。

シナリオ作成支援ソフト『Dramatica』

その後、ハリウッドには、シナリオ作成のための支援ソフトがあるらしいと知ります。
そして、そのソフトでも、タロットカードが使われているらしい、とも

2chの関連スレ【ストーリー製作】Dramatica【支援ソフト】

13 :1:03/01/02 12:11
でも、タロットカートでプロットを作るという方法は
「Dramatica」でも勿論組み込まれていて、
(以下略)

ただ、具体的な使用例は判りませんでした。

蓮實重彦 『映画  誘惑のエクリチュール』

映画に詳しい知人から蓮實氏の名前を聞いたことがきっかけで図書館で借りて何冊か読んでみることに。

評論として書かれたものについては、文系的基礎教養が足りないのでお手上げなのですけれども、一般の人を対象にした講演のテープ起こしは、なんとか読むことができました。*2

『映画  誘惑のエクリチュール』、こちらは評論本のほうでして、まったくわからなかったのですが、『地獄の黙示録』についての、こちらの文章が目にとまりました

こうした主題論的な構造にとって、キルゴアの気まぐれな攻撃命令は、一つの逸脱にほかならない。巡回低はその遡行機能を一時的に奪われ、ヘリコプターで宙に吊るされる。物語からいっても、主題からしても、この作戦は不必要な迂回であり宙吊りなのである。事実、ウィラード大尉はあからさまな傍観者の地位に追いやられ、その話者としてのナレーションさえ放棄せざるをえない。
 
「浮上と滑走」
蓮實重彦 『映画  誘惑のエクリチュール』

ぶら下げられて身動きが取れない状態を表現するために、ぶら下げられて身動きがとれない状態にしている、という理解でいいのかしらん?*3
この文章を読んだ瞬間、ふと頭に浮かんだのが、『吊られた男』のカードのイメージ。

その瞬間、逆転の発想が生まれました。
つまり、タロットを使ってプロット作成が行えるなら、ソーシャル・ブックマークのように、映画の場面をタロットカードというタグを使って分類することも可能なんじゃなかろうか?

(それによって、製作者の思考プロセスに近づくことが出来るのではなかろうか?)

蓮實重彦は『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』を予言していた?

こんな文章もありました。

『レイダース・失われた聖櫃』の最大の弱点は、見ているものに、その上映中から、いま見つつある画面に何が欠けているかをそのつど意識させてしまうという脚本と人物設定のまずさなのであり、たとえばこれをもっと面白くするためには、まず、主人公を誘惑する悪い女が絶対に必要だし、すべてを心得ているが自分には肉体的な若さが欠けているので協力しつつも遠くから見まもるほかはないという老人もまた絶対に必要なのであって、
 
「スピルバーグは『レイダース・失われた聖櫃』を
明らかに手抜きを承知で撮りあげてしまった」
蓮實重彦 『映画狂人シネマの煽動装置』

まさに、『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』そのもの。*4
……製作陣も、この本を読んだのかもしれませんけれども。

仮に、この欠けていた(追加された)登場人物たちを「悪魔」 「隠者」のカードでタグ付けします。

ひと味足りない……何を足そう?

料理でも「ひと味たりない」って状態が起きるときがあります。しかし、困るのは『何を足したらいいのかわからない』こと。 調味料は、すごく多くの種類があります。

例えば、蓮實氏のような頭があれば、過去に存在した映画作品ですとか、いろいろな理論的なものに立脚して、これが足りない、というものを挙げることができます。

しかし、そんな頭を持っていない、けれど、(たとえば、何らかのいきがかりで) 映像を作らなきゃいけない必要性に迫られたとき、どうすれば……

上記、インディ・ジョーンズについての文章を読んだときにひらめきました。
つまり、登場人物たちについても、タロットでタグ付けしてやれば、人物の役割の過不足を防ぐことができるかもしれない。
同じタグ付けされる人物は重複しているのだから整理し、ひと味たりない時には……まだ使ってないカードを順番に当てはめてみればよい。 大アルカナ22枚+小アルカナのスート4枚。 ブルートフォースで総当りしても、その手間はたかが知れています。


……以上が、『映画とタロット』というシリーズを書き始めたそもそものきっかけであります。
他にも、この方法論は映像制作の効率を26倍する方法論として応用がきくのではないか……と考えています。
(それについても、順次、記事にしていければ、と思っています。)

……その前に、既存の作品(特に新作)を見て、感想を書く、というトレーニングの場としてこのblogを使っていけたら。
ついでに、存在するであろう、『いろんなひとの劇場公開中の新作の感想を知りたい』というニーズにお応えしていければ、と思っています。

参考図書

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309265197/tamac-22/ref=nosim/http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480025022/tamac-22/ref=nosim/

映画狂人 シネマの煽動装置
映画 誘惑のエクリチュール (ちくま文庫)


*2
小津安二郎についてはまたいずれ……

*3
モンタージュの定義?

*4
蓮實先生すげぇ!& ショーン・コネリーかっこいいですよね

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