Posts Tagged ‘Chariot’

「デトロイト・メタル・シティ」

土曜日, 8 月 23rd, 2008


オシャレでポップなミュージシャンを目指す若者が、何故か悪魔系デスメタルをやることに。。。
映画「デトロイト・メタル・シティ」見てまいりました~

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「バンテージ・ポイント」収束と拡散

水曜日, 3 月 26th, 2008


「マイ・ブルーベリー・ナイツ」も面白そうだし、個人的に好きな俳優さん金城武が出てる「Sweet Rain 死神の精度」*1もいいかなーと思ったのですが、このところ恋愛要素有りの映画が続いて(といっても2作ですが)ちょっと食傷気味だったので、アクション映画を見ることに。

米大統領狙撃事件。同じ時間、空間が、視点を変えて何度も繰り返される、という映画。
近年だと、日本映画「運命じゃない人」も同じつくりでした。
シークレットサービス役デニス・クエイドが体当たりで熱演しております。

黒澤明「羅生門」~藪の中(やぶのなか)

私の好きな映画に、今昔物語「藪の中」をモチーフにした黒澤明「羅生門」があります。平安時代の殺人事件が、視点を変えて何度も語りなおされます。
しかし、語り手によって、事件はまるで違うものとして語られてしまいます。どの語り手の話が嘘で、どれが真実なのか。真相は「藪の中」という作品。

それに対し、「バンテージ・ポイント」や「運命じゃない人」は、ひとつの真実へと向かって収束していきます。新たな視点に映るものによって、以前の風景は上書きされていきます。

「Aかと思ったらB,Bかと思ったらCだった」 みたく。

個人的には、真相といえるものが示されず、拡散していく「羅生門」の展開はシュールで好き、でも、「バンテージ・ポイント」の、すごくいいところで時間を巻き戻しちゃう、話のひっぱり具合のうまさ、話がひとつに収束していくドキドキワクワク感も捨てがたい、です。

カーテン

ド派手な爆発シーン【塔】や、カーチェイス【戦車】は、素人映画じゃマネできませんが、カーテンの使い方は、うまいなぁと思います。【悪魔】?(ネタバレになっちゃうので、これだけしか書けませんが!)

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*1
野島伸司作品はそれほど好きではないのですが、ドラマ「ゴールデンボウル」がよかった

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「タグ付けをすると直しが楽」 実際にプロットを肉付けしてみる

日曜日, 3 月 16th, 2008

ここで一度、実際にプロットを膨らませるのに使っている手順を実況中継的に書いてみます。

仮に『ケータイはTPOを考えて』という啓発映像のプロットを考えてくるように、という宿題が出たとします。(出来はともかく、何か書いて持っていかなきゃいけない、と思ってください)

以下、あくまで、サンプルなのですので、「つまんねー」とかそういう厳しいツッコミは無しの方向でお願いします……
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『戦車』人は走ることで主人公になる

金曜日, 2 月 8th, 2008


『東京オンリーピック』 2月~3月のお題は『走る』
とのことなので、ちょっと考えてみました。

以下、資料なしで、適当なことを書いてるだけなので、ツッコミは、おてやわらかに。。。

映像作品のなかで人が走っていると、なんとなく、主要人物っぽく見えます。すくなくとも、同じ人物が立ち止まっている、あるいは、歩いているときよりは、パワーアップして見えます。

というわけで、人間が走っているシーンについて考えてみると、タロットカードの『戦車』でタグ付けするとよさげな気がします。

戦車 (タロット)(ウィキペディア)

まず、マンガ、アニメの中で、主人公が走っているもの、というと、真っ先に思いつくのが『エイトマン』や『サイボーグ009』。特に009が新幹線より速く走ってるシーンが印象に残っております。*2(そこ、『古っ!』って言わないように)『仮面ライダーカブト』の『クロックアップ!』なんてのもありました。

加速装置、という、通常よりも素早く動ける超能力を持っている、という表現であるならば、北斗の拳や、ジョジョのように「オラオラ」で、素早いパンチをしても良いはず、なのですが、なぜかエイトマンも009も走っています。(009は力だって強い、という設定にもかかわらず。)
時期的に考えると、忍者マンガの影響なのかも判りませんけれども。(昔の忍者マンガっていうと、草むらをザザザザッ!と、向き合って横むきで走ってるイメージがあります。)

009の場合、他のメンバーの空を飛んだり、超能力者だったり、火を噴いたり、全身武器だらけだったり、という能力に比べると、有る意味、速く走るだけの009ってのは一番地味。なんですが、やはり009が主人公であることに、やはり、『走る』という行為の映像作品における、なんらかの特権性を感じたり感じなかったりします。(私だけ?)

書籍『マインド・ハック』によれば、人間は素早い動きをするほうに注目してしまう性質がある、とのこと。(猫なみ?)
なので、動画作品のなかで、注目させたい部分の動きを激しくする、注目させたい人物を走らせる、というのは割と順当な気がしないこともなくも。。。

Run,Forest! Run!

ハリウッド映画を考えると、人間が走っているシーンの中で一番印象に残ってるのが『フォレスト・ガンプ』
特に、フォレストが初めて走るシーン。
ここでは、『Run!』は「逃げて!」と翻訳されるべき。なのですが、力で敵わないから逃げているにも関わらず、むしろ「Run」という行為によって、フォレストはパワーアップしているわけで、ここに、映画独特の意味の逆転、因果律の逆転が有る気がします。

で、結局なにをつくったらええのん?

ってのは、私も考え中ですー(というか、思いつかないから一人ブレストしてるわけで。)

時期が早いし、聖火ランナーとか、そういうお題なんでしょうけれども。。。うーん

女子高生とかそういう被写体だったら、ミニスカートで、009みたいな長~~~~~~~~~いマフラーをたなびかせて走らせてみたいかも。(現実には、釣り糸などで保持しないと垂れさがっちゃいそうですが)
残念ながら、そんな被写体とは縁が無いのが難点。。。


*2
ドルフィン号使いなよ!と思ったり思わなかったり

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『世界』をつなぐもの「ベオウルフ/呪われし勇者」「パイレーツ・オブ・カリビアン」

木曜日, 1 月 3rd, 2008


というわけで、映画「ベオウルフ」見てまいりました。一部の映画館では立体映画として上映されてるとのことですが普通の画面で。

映画 『ベオウルフ/呪われし勇者』公式

劇場で見るまで特撮実写映画だと思ってたのですが、上映が始まったらCGだったのでビックリ。
しかし、ハリウッドのCG技術はどんどん進化してますね。フルCGなのか、一部実写か判らん。。。

『ベオウルフ』(英語:Beowulf、古英語:Bēowulfベーオウルフ)は、英文学最古の作品のひとつで、英雄ベオウルフ(ベーオウルフ)の冒険を語る叙事詩である。
ベオウルフ(ウィキペディア)

その昔、RPGツクールの元ネタにしようと、岩波文庫で読んだ記憶があります。
ポストモダンの時代の映画らしく、ベオウルフ自身が、この叙事詩に言及する場面もあります。
というか、RPGの元ネタに。。。で察して頂きたいのですけれどもドラクエみたいなアクションファンタジー映画です。かなり野蛮です。大きなお友達向けですので、大人の女性は見に行かないように。

原作から、かなり大胆なアレンジが施されています。これはうまい。
風呂敷もうまく畳まれています。

13(サーティーン)ウォーリアーズ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HS0V/tamac-22/ref=nosim/
アントニオ・バンデラス主演のこちらの作品も、ベオウルフを下敷きにしています。モンスターではなく、部族同士の争い、というふうにアレンジされていました。
0

『悪魔』 美しき誘惑者

ファンタジーにつきものなのが、主人公の前に立ちふさがる存在。(ここではタロットの『悪魔』のカードでタグ付けしたいと思います。)

時に醜い怪物の姿で、時に美しき誘惑者として。。。で、美しき誘惑者のほうを熱演してるのがアンジェリーナ・ジョリー。脱いでます。CGですけど。「ヤッターマン」のドロンジョ様役に名前が挙がっただけのことはあります。(?)
原作ですと、八岐の大蛇退治と同じように、怪物退治の過程で剣を手に入れるくだりがあるのですけれども、映画ではストーリーの進行上割愛されてて残念。

フライスルーで見渡す『世界』

CG映画お得意の表現のひとつがフライスルー。自由自在にカメラが空中を飛び回り、作品世界をなめていきます。
バードビューで、『あぁ、ドラクエの街っぽいところだな』と判りやすい。この作品に限らず、鳥瞰図が使われた場面は素直に『世界』のカードでタグ付けしてよさそうなものが多いように思います。

世界をつなぐもの……「船」

そして、もうひとつ。『世界』をあらわすためのアイテムが『船』。
作品冒頭、嵐の海の中を漕ぎ渡る船。ベオウルフは舳先にすっくと立ち、進路をにらみつけます。彼が、普通の地続きの町ではなく、荒波を超えて、遠くの見知らぬ『世界』からやって来たことがうまく表現されています。宮崎アニメなんかでもおなじみの表現ですけれども。
同時に、『船を駆る者』という意味合いで、 『戦車』でタグ付けしてもよいかもしれません。
この作品では、船はもう一度、クライマックスシーンでも使われております。

「パイレーツ・オブ・カリビアン」

「パイレーツ・オブ・カリビアン」三部作でも、地続きで行ける場所と違い、船でないと行けない場所、というのは、非日常感あふれるアドベンチャーの世界となっています。(特に三作目「ワールド・エンド」)
「タイタニック」冒頭でも、客船=新大陸へ渡るための唯一の手段
「ワンピース」なんかもそうですけれども。*3

。。。って娯楽作ばかりですがっ!
実は、文芸的な作品よりも、娯楽作のほうがセリフを削らなくてはならない分、タロットでタグ付けしやすい気がします。

もっとお手軽な道具は?

自主制作だと、船なんて大変ですよねー。でも、ハリウッドの超大作にあっても、もっとお手軽な道具を使っている作品があって驚きました。それは。。。(つづく)


*3
ここで「地獄の黙示録」をもってこないのは、また今度、記事を書く予定があるから

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