月別アーカイブ: 2008年3月

ロックファイルを使った多重起動防止

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要約すると、”二股かけないように監視するプログラム”
(。。。ちょっとふざけすぎました)
たまに操作を間違えて、同じPythonプログラムを多重起動してしまいます。
(データベースを扱う際などに困る)

これを防ぐのにどうしたらいいか判らなかったので、掲示板CGIなどでよく使われてるロックファイルを使ったクラスを書いてみました。

以下コード
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「Visible Body.Com」ブラウザで表示できる 無料の3DCG人体模型

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*[[Visible Body 3DCGな人体模型をWeb上に表示するサービス:http://www.visiblebody.com/]]
-http://www.visiblebody.com/

ポピュラーサイエンスの記事より。
via [[Explore the Human Body with an Online, 3-D Interactive Tool:http://www.popsci.com/scitech/article/2008-03/explore-human-body-online-3-d-interactive-tool]]

無料で、ブラウザで閲覧できる3DCG人体模型。とりあえず女性のみ。(男性は開発中とのこと)
現状、二次利用はNGっぽい&PCがスペック満たしてないので、まだ試してません。
-[[Website User Agreement:http://www.visiblebody.com/eula]]

なぜ、このサイトをとりあげたかといいますと。
ちょっと前、『裁判員制度にあわせ、3DCGによる説明も視野に。。。』的なニュースを見て、
「素材集買って、ちょこちょこっとレンダリングしてウマー」
と皮算用して素材集の値段を調べたら、、、世の中甘くありませんでした。
//
//-[[医療用フィギュア Zygote Anatomy for Poser:http://content.e-frontier.co.jp/poser/zygote.html]]

 ”男女あわせて400万円”しますた orz
400万円の経費回収するのって、どんだけ大変なんだよ、っていう。
(田舎だから、簡単に回収できるほど殺人事件が多くても困るし)

(素のPoserには内臓が無いぞぅ。。。

//CGプロダクションやってる人だったら、ゼロからモデリングすることを思ったら、(それが出来る人を雇うことを考えたら)超安いとはいうものの。。。
//法律事務所さんなどと年間通じてお仕事してる広告代理店さんならお買い得、なのかもしれませんが、個人で買うにはちょっと高いな、と。
//
というわけで、上記のWeb人体模型サービスも、場合によっては、テレビ番組でもよく使われるGoogle Earth有料版程度の需要は有るのかな、と。一枚二枚の画像が欲しいだけの場合、パッケージは割高ですしね。

現状のライセンスだと、医学生さんの勉強用、もしくは思春期の青少年用、ぐらいかな?

//ちょっと惜しい感じ。
—-
その他の一行ニュース
*[[ねこ座は実在する!?(猫型天体):http://d.hatena.ne.jp/aya1227/20051201/p1]]
ねこ「座」じゃなくて、ねこ型天体
*[[花粉症の人たちにありがちな主張&トーク:http://www.excite.co.jp/News/bit/00091206086631.html]]
//営業トークには伊達マスクもいいのかも(ウソ
おいらは、目がチクチクしちゃうの~で、目薬が手放せません。
//*[[LG Electronics社:高温蒸気でアレルギー物質を除去する洗濯乾燥機:http://wiredvision.jp/blog/gadgetlab/200803/20080322031545.html]]
花粉症がひどいひとは欲しがるだろーなー

*[[手塚眞と明かす『鉄腕アトム』が育む理系DNAの正体/Tech総研:http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001288&vos=ntecjica000000000003]]
CGの使いどころの話などなどは同感
*[[石で癒されるラジオ「Rocky Radio」:http://www.gizmodo.jp/2008/03/rocky_radio.html]]
「おじゃる丸」のカズマ君のような石マニア垂涎の一品、なのかも。
*[[炎上ピアノを弾く山下洋輔氏(動画):http://www.gizmodo.jp/2008/03/post_3345.html]]
*[[HOW TO – 声でグラスを割る方法:http://jp.makezine.com/blog/2008/03/how_to_shatter_glass_with.html?CMP=OTC-T10K41815721]]
お゛~

“アンプなどで増幅せずに生声でグラスを割るのは大変困難です。テレビ番組「Mythbusters」では、プロのボーカル・コーチがその技術を披露。しかし、それでも最初の19回は失敗しました

あと、割れたグラスで怪我しないように、ゴーグルなども装備しろ、とのこと。

*[[世界中でブレイクのペン回し! 専用ペンがついに登場:http://www.excite.co.jp/News/bit/00091205930104.html]]
私は回せません派。ちょっと興味あり
//*[[日本の冒険家、波を動力源に7000キロの航海に出発:http://www.excite.co.jp/News/odd/00081205809419.html]]
*[[シリコンバレーをはるかに超える、世界一のイノベーション都市を、日本に作る方法:http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080319/1205929244]]
*[[世界一のイノベーション都市は洋上に:http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51020976.html]]
東京湾上にタックスヘイブンな海上都市(巨大都市船)のネタ振り。バブルの頃も、こういう構想が流行ってたはず。

(カジノ構想もモナコをイメージしてたのかしらん?)

この構想の一番の課題は。。。地球温暖化?
海面上昇すると東京が沈んじゃうから洞爺湖サミットがんばらないとね。
(船だけ浮いてても、電気、水道などのインフラの供給は必要だし)
//-http://1st.geocities.jp/tvrock_web/
//-http://2sen.dip.jp/cgi-bin/friioup/upload.cgi?page=0&lm=200
//-http://minoproject.asablo.jp/blog/2008/03/09/2719648
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GIMP+Python オプティカルフローであそぶ その2 CVtypes編

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GIMP2.4用のプラグインとして動かしてみました。
できたところまでメモ。
二つのレイヤーに ピーマンを少し動かした状態で描く。

http://boxheadroom.com/wp/wp-content/uploads/2008/03/p1.jpg
http://boxheadroom.com/wp/wp-content/uploads/2008/03/p2.jpg

マウス右ボタン -> フィルター ->Python ー>ofblur5
こんなダイアログが表示されます。
http://boxheadroom.com/wp/wp-content/uploads/2008/03/d.jpg

と、動きの大きい部分(動きの絶対値)が選択されます。
http://boxheadroom.com/wp/wp-content/uploads/2008/03/select.jpg

(直後は画面に反映されてません。画像左下のクイックマスクボタンで切り替えすると反映されます)
http://boxheadroom.com/wp/wp-content/uploads/2008/03/select2.jpg
(左下、小さい赤い四角が見えてる場所)

ここまで。
欲しかった結果と違うなぁ~ と、最初はガッカリしたんですが、いろんなサンプル画像で遊んでみたら 使い方によっては面白いかも。

ところで、GIMPには、ピーマンのブラシが標準装備されていて、今回のサンプル画像はそれを使ってるのですが。。。なぜマスコットキャラクターではなく、ピーマン?
(こんなときは便利ですが。)

以下は作業メモ+プラグインのソースコード。
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『犬と私の10の約束』

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ようやく見てきました。

-[[『犬と私の10の約束』公式サイト:http://www.inu10.jp/]]

これから飼うひとには、その前に必ず見て頂きたい映画(力説)
(以下 敬称略&極私的な感想をだらだらとメモ。)

個人的にはスルーしようかと思っていたのですが。。。見終わって涙腺うるうる(スルーしようと思った理由のひとつ)((以前犬飼ってた頃のことを思い出したりしました))

子供時代を演じた福田真由子が 「がんばっていきまっしょい」に出てたころの田中麗奈のイメージそっくりで驚きました。ホントにびっくり。

個人的に難点だと思ったのがヒロインの髪型。
田中麗奈のチャームポイントは眉毛なんだから、それを完全に隠すのは。。。子供っぽい感じにするための役作りかもしれませんけれども。
(大人っぽさを出したいシーンは、少しだけ眉毛が見えてるから意図的かな?)

前髪のニュアンスも大切ですが(ある程度は、おでこが隠れてるほうがいい感じだと思うし)。。。眉毛が見えてないと、犬のソックスが急にじゃれ付いて来て驚いたときの表情、ちょっと困ったときの表情、眉をひそめる表情、などなどが判りにくくなってるかな、とか。

*見所はギター演奏シーン
見所は加瀬がギターを弾いているシーン。雰囲気あります
演奏をするたびに、田中麗奈演じるヒロインとの距離が縮まっていい感じに。

加瀬亮 インタビュー記事。
映画を見るまえに読んじゃダメ

-[[MovieWalker:http://www.walkerplus.com/movie/report/report5917.html]]
-[[USIDE:http://www.u-side.jp/ent/40/p2.html]]

タグ【魔術師】 ->【恋人達】
(このタグの並びについては、[[先日のエントリー:http://boxheadroom.com/2008/03/16/sample080316#content_Object_6]])

—-

*群れ遊び
パーティーのシーンは映画につきものですが、この映画で面白いのが、犬のソックスがあっちむいてホイするところ。
大人になったヒロイン。そして、近所のひと、犬たちとあっちむいてホイの勝ち抜きをします。
老若男女、そして犬が名前の要らないゲームによって群れ遊びする不思議な場面。

この場面は、どのカードでタグづけしましょう?
-恋人達
-魔術師 

バカをやって遊ぶ、という文脈から、愚者も相応しい気がします。犬も描かれてますしね

-[[タロット 愚者 (ウィキペディア):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9A%E8%80%85]]

(特にハリウッド映画だとパーティー -> おバカは お約束ですしね)

*タロットカードと犬
タロット(マルセイユ版、ウェイト版)で犬が登場するカードは、今確認したら、愚者と月。
もっと多いような気もしましたけれども、意外に少ない?
でも、猫は出てこないから。。。デザインした人が犬好きだったか。。。
それとも、星座と同じく、『猫が普及する前に、ある程度 成立したから』という理由なのか?
(天文関係の本で読んだ記憶があるのですけれども、よく憶えてません。機会があったら調べます)

“歴史上辿れる限りでは、15世紀前半の北イタリアで製作されたのが始まりと思われる。
[[タロット (ウィキペディア):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88]]

確認したら、かなり古い部類のカード、ビスコンティ・スフォルザ(Visconti Sforza )版には一匹も犬が描かれてませんでした。(愚者、月にも)

でも、マルセイユ版はVS版とかなり絵柄が違うので、別のデザインを下敷きにしてるのかもしれませんが。。。
(ジョジョだとバステト神のスタンド(マライア)が頭が猫の神様のカードだった気がします(未確認)。。。ですが、近年では 「タロット エジプト起源説」は否定されつつある模様。)

。。。やっぱ、デザインした人が犬好きだったのかしらん?
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「見立て」の文化

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日本文化には「見立てる」という行動があります。
たとえば、庭に土を盛って、それを富士山に見立てる、とか。お寺の石庭。。。

南京玉すだれを様々に変形させ、それを何がしかの形に見立てるとか。他にも、あやとり、折り紙などなどのあそび。
(そういえば「ペネロピ」にも折り紙が登場していました)
日本に限らず、プリミティブ(基本的)な形状を組み合わせる、積木遊びとか、レゴなんかもそうですね?

映画でも、AをBに「見立てる」 ということがあります(たとえば、手すりの棒を牢屋に見立てる、とか)

そういえば、まだ先行文献を調べてなかったので、ググってみたところ最初に出てきたのは。。。
*[[佐竹省三「寺田寅彦の蕉風的創造論」(PDF)(2004):http://atlantic.gssc.nihon-u.ac.jp/~ISHCC/bulletin/04/4020.pdf]]
“寅彦も作品・「ラジオ・モンタージュ」の中で
「…日本の生花の芸術やまた造庭の芸術でも、やはりいろいろのものも取り合わせ、付け合せ、モンタージュをおこなって、そうしてそこに新しい世界を創造する…」⑤、
ことだと述べている。
この作品は、ロシアの映画監督・(エイゼンシュテイン。=1898-1948)が、来訪し、日本文化に触れて、「日本の伝統文化は皆モンタージュ的である」⑥、と、語ったことに端を発し、書かれたようである。

寺田寅彦は味噌汁をマントル対流に見立てるひとだという知識ぐらいしか無かったのですが、そういう素養があったのですねぇ。

。。っていうか、エイゼンシュテイン(モンタージュの偉いひと)も語ってた、っていうのが、ちょっと驚き。

*[[見立てと特撮(岡田斗司夫『オタク学入門』1996):http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/otakugaku/No4.html]]
こちらはオタクむけ
*[[「見立て」の政治学―状況を読み解く知性の「技」(amazon):http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492210814/tamac-22/ref=nosim/]]
図書館にてこんな本も発見。政治学の先生による本、かな?この本自体は具体例は少な目で、修辞学に絡めた解説が主で、面白い、って本ではなかったのですけれども。

政治の世界も
-毒饅頭
-干からびたチーズ
-○○○三兄弟
-景気は(復活の胎動が|踊り場が)~

などなど”「見立ての総合商社」”。。。ものは言いよう、ということもありますし、文学的素養は必要な世界なのかも。
最近は、むしろ文学的表現よりもスローガン連呼型が多いかしらん?(「Change!」とか)
—-
株の格言でも 「タイヤキのシッポはくれてやれ」 「秋の陽はつるべ落とし」などなど。今度図書館で調べてみようかと。。。時間が無いかな?
—-
見立て=比喩表現かというと。。。あやとりや、折り紙は比喩とは少し違う気がします。少なくとも「寓話」とは違いますよね?少しずつ重なりあってはいるけれども、少しずつ違う概念なのかも。

以上、特に結論とかはありませんが(汗
いままで興味が無かったけれど、お花、お茶、お庭などなど、日本文化の本も機会があったら借りてみようかな、と思ったのでした。

*[[ググる:見立て 日本文化 モンタージュ]]
ほかにもデザイン関連の記事がいろいろ。あとで読む、かも。
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