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『犬と私の10の約束』

木曜日, 3 月 20th, 2008


ようやく見てきました。

これから飼うひとには、その前に必ず見て頂きたい映画(力説)
(以下 敬称略&極私的な感想をだらだらとメモ。)

個人的にはスルーしようかと思っていたのですが。。。見終わって涙腺うるうる(スルーしようと思った理由のひとつ)*1

子供時代を演じた福田真由子が 「がんばっていきまっしょい」に出てたころの田中麗奈のイメージそっくりで驚きました。ホントにびっくり。

個人的に難点だと思ったのがヒロインの髪型。
田中麗奈のチャームポイントは眉毛なんだから、それを完全に隠すのは。。。子供っぽい感じにするための役作りかもしれませんけれども。
(大人っぽさを出したいシーンは、少しだけ眉毛が見えてるから意図的かな?)

前髪のニュアンスも大切ですが(ある程度は、おでこが隠れてるほうがいい感じだと思うし)。。。眉毛が見えてないと、犬のソックスが急にじゃれ付いて来て驚いたときの表情、ちょっと困ったときの表情、眉をひそめる表情、などなどが判りにくくなってるかな、とか。

見所はギター演奏シーン

見所は加瀬がギターを弾いているシーン。雰囲気あります
演奏をするたびに、田中麗奈演じるヒロインとの距離が縮まっていい感じに。

加瀬亮 インタビュー記事。
映画を見るまえに読んじゃダメ

タグ【魔術師】 ->【恋人達】
(このタグの並びについては、先日のエントリー


群れ遊び

パーティーのシーンは映画につきものですが、この映画で面白いのが、犬のソックスがあっちむいてホイするところ。
大人になったヒロイン。そして、近所のひと、犬たちとあっちむいてホイの勝ち抜きをします。
老若男女、そして犬が名前の要らないゲームによって群れ遊びする不思議な場面。

この場面は、どのカードでタグづけしましょう?

  • 恋人達
  • 魔術師 

バカをやって遊ぶ、という文脈から、愚者も相応しい気がします。犬も描かれてますしね

(特にハリウッド映画だとパーティー -> おバカは お約束ですしね)

タロットカードと犬

タロット(マルセイユ版、ウェイト版)で犬が登場するカードは、今確認したら、愚者と月。
もっと多いような気もしましたけれども、意外に少ない?
でも、猫は出てこないから。。。デザインした人が犬好きだったか。。。
それとも、星座と同じく、『猫が普及する前に、ある程度 成立したから』という理由なのか?
(天文関係の本で読んだ記憶があるのですけれども、よく憶えてません。機会があったら調べます)

歴史上辿れる限りでは、15世紀前半の北イタリアで製作されたのが始まりと思われる。
タロット (ウィキペディア)

確認したら、かなり古い部類のカード、ビスコンティ・スフォルザ(Visconti Sforza )版には一匹も犬が描かれてませんでした。(愚者、月にも)

でも、マルセイユ版はVS版とかなり絵柄が違うので、別のデザインを下敷きにしてるのかもしれませんが。。。
(ジョジョだとバステト神のスタンド(マライア)が頭が猫の神様のカードだった気がします(未確認)。。。ですが、近年では 「タロット エジプト起源説」は否定されつつある模様。)

。。。やっぱ、デザインした人が犬好きだったのかしらん?


*1
以前犬飼ってた頃のことを思い出したりしました

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『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』美少女戦士には月がよく似合う

金曜日, 2 月 1st, 2008


毎月1日は月に一度の映画の日。ということで、知人が面白い、とウワサしていたので、ちょっと見てまいりました。

感想を一口で言ってしまうと「角川映画みたい」。。。って実際、角川映画らしいですけれども。

この映画はSF?ファンタジー?

日本の特撮映画は、どちらかというとファンタジー作品が多いような気がします。(カウントしてないですけれども)。

たとえば、この映画 『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』
「夜毎、チェンソーを持った謎の怪人が空から降ってくる」
と書くと、まるっきりリアリティのかけらも有りません。しかしながら、映画では「画面に映った出来事=映画の中で起きている出来事」。とにかく画面に映してしまえば、どんな荒唐無稽な出来事も、写真週刊誌的なリアリティを持ってしまう。

じゃぁ、なんでも有りなんだからファンタジーなのかというと、あくまでも荒唐無稽な部分は最小限(?)であり、作品世界なりのロジックへの手がかりは、それとなくほのめかされている、という点においては、意外に理屈っぽくてSFチックだなーと(思ったのはわたしだけ?)

月にかわって……

 この映画には月が何度となく映っています。
(さらには、ヒロインの身の回りの小物も全てウサギ系で統一)
「セーラームーン」といわず、さらにさかのぼってギリシャ・ローマ神話でも月は、狩を得意とする森の女神アルテミス(ダイアナ)。昔から戦闘美少女には月が似合うようです。
(もっと素直に、「月のうさぎ」 -> 「セーラームーン」へのオマージュ、と見るべきかもわかりませんけれども。)

 やはり、月の影が女性の顔のように見えるからなのか、月の形が弓に似ていることからの連想なのか。。。などと、ムリに理屈を付けようとせず、『似合っているものは似合っているのだ。』と言い切って、美少女が戦っているシーンと月そのものが映っているシーンをひっくるめて、理屈ぬきで、タロットの『月』をつかってタグ付けしてしまうことのほうが、この映画には似つかわしい気がします。なんとなく。

カウンセリングされるヒーロー(ヒロイン)たち

2008-02-02 少し追記
この『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』、主人公陽介の役回りは。。。ヒロインを応援するだけ、という(汗)狂言まわしといえばそうなのですけれども。

しかしながら、見方によっては

  • ヒロインが夜毎訪れる悪夢に悩まされる
  • 主人公は、直接何かをするわけでは無いけれど、話を聴く、という形で問題解決に協力する。

という、見た目、カウンセリングっぽい展開。*2普通に友達とダベってるだけ、といえばそうなんですが。

ハリウッド映画でも、コミック版先日テレビで放映してたXMENも、みんなプロフェッサーXに相談しますし、映画「スパイダーマン2」でも主人公ピーターがスーパーパワーを失ってお医者さんに相談する場面が。コミック版ですとスパイダーマンの姿で「先生、ベノムが強くて困っています」と相談する場面がありました。

悩めるヒーローっていうと、ビルのてっぺん等で風に吹かれて(雨にうたれて)物思いにふけってる絵が思い浮かびます。で、「ネガティブハッピー~」も、ありがちとはいうものの……基本的には、ベタな『ツンデレ』系の話ではありますが、心の交流、みたいな部分を、それなりに丁寧に描いてて、なんかほのぼのしてて(?)こういうのも好きかも。

 というわけで、香山リカ、斎藤環(敬称略)などなどによる『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』評なんてのがネットに有るんじゃないかという気がして探してみたのですが、よくわからず。残念。


*2
あくまで「ぽい」ですが

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