日別アーカイブ: 1月 19, 2008

「Resolver One」 .NETで Pythonな表計算ソフト

[pukiwiki]
(多分)IronPythonで書かれたスプレッドシート。ver 1.0が公開されたので、軽く紹介記事。

***配布サイト [[Resolver Systems:http://www.resolversystems.com/]]

商用 $200 (期間限定で$100)
使用して作成したコードをオープンソースなライセンスにするなら無料。(無料版と商用版には、コンポーネントなどに違いがあるかも)

土日使って、試してみたいと思います。

*ダウンロード&インストール
.NET2.0が必要。.NETってことは、うまくやれば、USBメモリなどで持ち運びできるかしらん?

*で、これって何?
ResolverOneはIronPythonのIDE(開発環境)と表計算が一体となったソフトです。

普通、表計算ソフトでは、表のマス目(セル)ごとにコードが書かれています。
このソフトも、そのような使い方も出来ます。が、作成した表(のプログラム部分)を、Pythonのソースコードとして編集することもできます。

*あなたがResolver Oneを使うべき5つの理由
[[5 reasons to try ResolverOne:http://andrzejonsoftware.blogspot.com/2008/01/5-reasons-to-try-resolver-one.html]]
から抜粋

+スプレッドシートとIronPythonのIDEが合体してる。スゲー
+メンテナンス可能な表を作成できる
+テストができる([[チュートリアル:http://www.resolverhacks.net/testing_spreadsheets.html]])~
*IronPythonとは
私自身も、.NETな環境用のPythonってことしか知らないんですが。
-[[ググる:IronPython]]
-[[IronPython(ウィキペディア):http://ja.wikipedia.org/wiki/IronPython]]

*チュートリアル
現状、ソフトもドキュメントも英語のみなので少しつらいところ。
ソフト本体にも、結構な分量のドキュメントが付属してきます。

:[[Resolver Hacks:http://www.resolverhacks.net/]]|サンプルコードなどが有るもよう
:[[本家ドキュメント:http://www.resolversystems.com/documentation/index.php/Main_Page]]| .

*で、私の感想
アイディアは凄く面白いと思うのですけれども。
-かなり動きがモッサリしてるような。。。
他のソフトと同時起動だったので、あとで再起動かけてやり直してみます。
-時々落ちる
-日本語を入力すると、実態参照になってます。
_Constants = {
_ ‘Sheet1’: {
_ (1, 1): ‘ID’,
_ (1, 2): u’\u9234\u6728′,
_ },
_}

これはちょっとツライ。

表の中身全部を辞書に入れてるもよう。
でかい表になると、そのあたりも不安。。。

現状では、本格的なプロジェクト用よりも、ちょっとしたツールを作ったりするのに向いてるのかも。

私自身はIronPython触るの初めてですし、詳しい人の日本語記事を読みたいですー

*作成したコード自体は、ResolverOne無しでも動かせるのかも
ResolverOneのAPI使ってたらムリだと思いますけれども。
うまく使えば、コードジェネレータとして有用なのかも。
*一時撤退~
-2008/01/19 18:00~
アイディア自体はすごく面白いと思うのですけれども、私の頭には少しややこし~(汗
Blenderも、初期バージョンは???と思ったのですけれども、最近のバージョンはかなり性能が上がってますし、このソフトも将来に期待、ということで。

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