PCを修理に出すので、バックアップ中。
昨夜 思いついたアイディアを検索してみたら 一個 そのものズバリのが見つかりました。
現在のところ、唯一可能性があるとすれば、ニュートリノを使う方法が考えられます。
惑星上空の対極となる位置に2つ1組の人工衛星を打ち上げ、互いにニュートリノをやりとりしながら、地球の内部をスキャンする方法です。
地球の詳細断面図(Yahoo!知恵袋)
こんなプロジェクトが既にありました
宇宙線ミューオンによる火山体内部の透視イメージング
宇宙から降り注ぐ 放射線/粒子 = 宇宙線 を使って、火山のレントゲン写真(的なもの)を撮影するという試み。
これを、地球丸ごと規模で、レントゲン的な平面だけでなく、CTのような輪切りで出来ないかしらん?というのが、今回の記事です。
現在は、地球内部の断面図を作成する方法としては、地震波を解析して作成したトモグラフィーがあります。
たとえば、活断層の位置などを見ることが出来ます。
日本近辺については、こちらのソフトで、好きなところの断面図を見ることが出来るみたいです。スゴイです!
日本列島三次元地震波速度構造表示ソフトウェア,防災科学技術研究所
まだインスコしてないのですが、、、
で、昨夜、、ふと思いついたのですが、この トモグラフィーの妥当性を検証するにはどうしたらいいか、と考えると、別の測定方法で断面図を作成し、 この両者を照らし合わせて、同じになることを確認すればいいわけです。
で、断面図の作成といえば、病院でおなじみCTスキャン。
撮影手順としては以下のような方法を考えてみました
◎ 二個 一組の人工衛星を用意
地球をはさんで、ちょうど反対側になるように地球を周回させる。
◎太陽に近い側の人工衛星は、太陽から放射されたニュートリノの量を測定
◎地球をはさんで、太陽の反対側に居る衛星は、地球を通って減衰したニュートリノの量を測定
◎ いずれも、原子時計を搭載し、ニュートリノ測定量と測定時間をペアにして地球へ送信。
◎ データを CTスキャンなどと同様の手法で解析
地球の内部の断面図を得る
難点は、地球の核自身もニュートリノを発生している(らしい)こと。
ニュートリノを検出するための、人工衛星に搭載できる小型センサーが存在しない(らしい)こと、でしょうか?
この双子衛星計画の良い点は
◎ 地下資源を探すための手段が一つ増える。
(まぁ、あまり深いところに有るのが判っても掘れませんが)
◎ 必要な衛星は最低で2個
GPSや衛星携帯電話みたく、何十個も打ち上げなきゃいけないものとは違い、 ひょっとしたら 日本むけプロジェクトかも。
◎ 地震波による測定では見分けが付かない物質を区別して断面図が作成できる(?)
脱線しますが、双子の人工衛星といえば、こんな計画もありました。
『STEREO』 双子の探査機で太陽の立体映像を撮影する計画(アメリカ)
撮影された映像の一部
さて、話を戻しまして。
ニュートリノの検出としては、日本のカミオカンデなどが有名です。これは、 地下深くの巨大な水槽の内部を、高感度のセンサーで監視することで、 ニュートリノが水と反応して発したチェレンコフ光という現象を検出します。
これをまるごと打ち上げるのはムリです。が、もともとカミオカンデはニュートリノの検出のために作られたのではなく、 陽子の崩壊を検出するために作られたもの、なので、ニュートリノの検出だけを行うのであれば、ここまで巨大なものでなくても可能かも?
。。。と思って検索してみたのですが
物質と反応しにくく 素通りしやすい →
反応させるために、大量の物質を用意する
というアプローチをとった検出器がほとんどみたいです。
センサーの小型化は、原理的に 難しいのかもしれませんね。残念
「ニュートリノ・センサーの小型化」 ってのは、それ単体だと基礎研究っぽくて予算が付きにくいかもなので、 双子衛星みたいなプランを参考資料で付けると、一見 実用研究っぽく見えてよいかもですね。
さて。
それはそれとして、こんな双子の衛星が打ち上げられた場合に気になるのが名前。双子で有名っていうと 「ふたご座」ですけれども。。。
ふたご座(α星カストルとβ星ポルックス)の和名
さて、21世紀となると、 タイトルの「ザ・ピーナッツ」の意味がわからないという読者さんも多いと思いますけれども。
最近だと、一卵性双生児のタレントさんって、有名なのは誰でしょう? (ざ・たっち 以外で。)
検索したら 「 蒼あんな&れいな 」 なんて子が見つかりました。NHKの高校講座(をネタにした、一連のショートフィルム)に、オードリーと一緒に出てる人ですね。なんか見た記憶があります。
そういえば アイマスにも双子が出てましたね。(ワンダーモモの人)
以上、こちらのニュースを見て 「一兆円有ったらできないかしらん?」 という思いつきのネタ、でした。
1兆円超の「元気な日本復活特別枠」
アメリカだと 国防予算であっても、 DARPAみたいな、マッドサイエンティストの巣窟的な研究にも使われてたりするので、 日本も思い切って 短期集中で研究開発に一兆円ぐらい付けてみたら、という気もしたり、しなかったり。
上記 双子衛星は 原理的にムリかもですけれども。
ハエの背中に盗聴マイクを仕込んだりする、などなど、トレンドたまご的研究をしてるところです。 アメリカの科学系面白記事の発信基地。