「トランスフォーマー・リベンジ」

[pukiwiki]
*[[日航再建:http://news.google.co.jp/news/story?um=1&ned=jp&cf=all&ncl=ddxyNn4HkrE7XqMG48iEnLwrALn7M]]
最近、窓から火が出たとか、コンテナ吸い込んだ、その他の航空機事故が多いのは、整備などのコストカット(しすぎ?)の影響じゃないかと密かに思ってます。
先進国で飛行機を”安全に”飛ばすにはそれなりにコストがかかると思うので、コストカットやリストラは、安全性が保たれる範囲でお願いします(マジで

—-
モールに買い物に行ったら、父が急に「映画が見たい」 とか言い出すので、ちょうど時間的に都合のよかった、こちらの作品を見ることに。

-[[『トランスフォーマー/リベンジ』90点(100点満点中)(超映画批評):http://movie.maeda-y.com/movie/01303.htm]]

と、高得点をもらってるこの作品。 一緒に見た父親も ”「大変面白かった」”と申しておりました。

んが、超個人的にショックだった点についてメモ。
この映画が好きな人の気に障ったらごめんなさい。
[/pukiwiki]

[pukiwiki]
*米軍強すぎ
まず、一点目
普通、ロボットものとかヒーローものでは、軍隊は噛ませ犬であって、

“軍隊「撃て撃て~」
“敵「な~んだその攻撃は。痛くも痒くも無いわ」

みたいな感じなんですが、、、マイケル・ベイのトランスフォーマーでは、米軍強すぎ。
あれだけ強かったら、人間の味方 オートボット(サイバトロン)要らないやん、という。。。
(それだと「ターミネーター」になっちゃいますjが)
—-
2点目に行くまえに、ちょっと昔のアニメ版についての説明
*むかしのテレビ放映版のあらまし
トランスフォーマーは、その昔、テレビアニメとして放映されていまして、、、、個人的には、バタ臭い絵柄のこの番組が何故か好きで、よく見てたのですが。
(その後も、「ビーストウォーズ」などなど何度かリメイクされてます)

で、作品初期というのは、「アンパンマン」「暴れん坊将軍」「水戸黄門」「タイムボカン(ヤッターマン)」 などなどと似たところがありまして

“ちょっと オマヌケな悪のロボット軍団デストロンのボス メガトロンと、 旗色が悪くなるとすぐに自分だけ逃げちゃう副官スタースクリーム(飛行機) が悪事を画策
“(映画だとディセプコン)
“ 
“悪「これで地球のエネルギーは全部いただきだー」
“そこに現れたのが人間の見方のロボット軍団 サイバトロンのコンボイ司令官 
“コンボイ「そうはいかないぞ デストロン! サイバトロン戦士 トランスフォーム!」 
“(映画だと、オートボット軍団の司令官オプティマスプライム)
“スタースクリーム さっさと逃げ出す
“デストロン 「うわー やtられたー おぼえてろよ!」
“逃げていく

という、比較的 ホノボノ路線のロボットアニメでした。
日本のロボットアニメと違い、悪役ロボのメンツが固定なので、基本、”悪玉ロボも死にません” (レギュラーは)
「アンパンマン」とか「タイムボカン」的なユルさが好きでした。ところが、、、
[/pukiwiki]

以下 伏字

<<<オプティマス・プライム ≠ コンボイ司令官>>>

で、映画版だとどうなってるかといいますと、

 オプティマスプライム「この、ブリキのガラクタがぁぁぁぁぁぁ!」
 メキョメキョメキョ
 いきなり敵ロボットの首を腕力で引っこ抜いてしまう

みたいな。
こんなのコンボイ司令官じゃなーい!
(っていうか、映画版だと、アメリカでの呼称オプティマスプライムを使ってますけどね。。。)

最初、敵ロボットのセリフかと思いましたよ(汗

いきなり、米軍の特殊部隊との共同作戦だったりしますし。

これがどれぐらいナシかというと、、、深作欣二に実写版アンパンマン作らせたら、アンパンじゃなくてバイキンマンの頭が吹っ飛んじゃった、みたいな。

その昔、ロボットアニメは 「ロボットという近代兵器を使ってプロレスしてる」と揶揄されましたけれども、、、
トランスフォーマーについては「プロレスだと思ったら、リアル殺し合い始めちゃったyo!」 ぐらいショックでした。

アニメ版のコンボイ司令官って、割とおとなしい人(ロボ?)だったんですけどねぇ

<<< ロボット版 「プライベート・ライアン」 ?? >>>

映画「プライベート・ライアン」は冒頭、ノルマンディー上陸作戦の激しいアクションシーンから始まります・
映画「トランスフォーマー」は、あれをロボットで再現したぐらい激しい戦闘シーンが繰り広げられます。

これが、「マジンガーZ」や「ゲッターロボ」の実写化だったら、別に驚いたりしないんですけれども。
(もともと、ロボット同士の戦いなのに血しぶきが飛んだりする作品だから)

これが21世紀のリアルなのかもしれません。
また、アニメ版はテレビゆえの規制の結果、ヌルい表現になっていただけで、この映画版こそが真のトランスフォーマーの姿、なのかもしれません。

ただ、「トランスフォーマー」1作目と2作目「リベンジ」の間には「アイアンマン」なんて映画が公開されてまして、こちらは武器会社の社長がアフガンでテロリストに誘拐されたら、テロリストたちは自分の会社が売った武器を使ってて、「オレ、もう武器売るのやめるぅ。売った武器は(アイアンマンになって)オレが壊してくるぅ」 という映画でした。
イラク戦争も一段落したし、アメリカも少し落ち着いたのかなー と思ってたのですが、トランスフォーマーを見ると、、、どうなんでしょう?(汗
事前予想では、イラク撤退予定だし、もうちょっとだけ、一作目よりも丸くなってるかと思ったんですけれども。

というわけで、あまりのショックに、今日一日、お腹こわして、痛かったです。。。

。。。と思いましたです。
たぶん、今の人が見たら、映画版のほうが面白い、って思うでしょうけれども。

以上、あくまで、超個人的な感想、でした。
表現自体は別に過激というほどではないのですけれども、自分の中では「トランスフォーマー」=アニメ版のイメージなので、自分の持っているイメージと、映画作品とのジェネレーションギャップが巧く埋められなくて、なんだかショック。。。

老害ですんません。(汗

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。