「レボリューショナリー・ロード」

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なんで結婚もしてない私が、倦怠期の夫婦の映画を見なきゃいかんのやー
と思いつつ、タイタニックのレオナルド・ディカプリオ&ケイト・ウィンスレット主演「レボリューショナリー・ロード」見てきました。

アメリカでは意味があるのかもしれない映画。
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個人的には主役の役者さん2人は頑張って演じているというものの、舞台背景があまりに現代と違いすぎて。。。
原作はリチャード・イエーツの短編小説。

“生活には困らないけど、心に空虚さを抱える夫婦に忍び寄る中年の危機

(中年の危機つーても、彼ら、アラサーですが。)
私が小さかったころの昼ドラにも、よくありました。。。失業者が千人、万人単位で増えてる時代には見ていて、かなりの違和感を感じました。
せめて、不動産景気に沸いていた2年前なら、それなりに生活に困らない人たちの共感を呼んだかもわかりませんが。
演出も全体的に露悪的で厭な感じ。
。。だけど、主演2人の体当たりの演技は見ごたえあり。

ただ、”キリスト教保守派”が強かったアメリカ的には、「離婚も   もダメだと、こんな大変なことが起きちゃうのダ」というメッセージが意味を持ちうるのかもしれず。
また、日本映画「ゆれる」と同じく”郊外”を扱った映画なのでサブプライム問題で揺れる現代に通じる部分も、、、というのは、やはりちょっと無理やりな気も。

でも、先日見た、出演:ジム・キャリー&ケイト・ウィンスレット、ミシェル・ゴンドリー監督の映画「エターナル・サンシャイン」のほうが私は好きだなー
*素晴らしき哉人生
最初、イェーツによる原作小説が有ることを知らないで見に行ったので、ジェームス・スチュアート主演、 フランク・キャプラ監督映画「素晴らしき哉人生 」へのオマージュかと勝手に思ってました。こちらはクリスマス映画として有名。

「素晴らしき哉人生」の主人公も、さまざまな夢や野望を抱いていたものの、さまざまな事情で夢をあきらめることの連続。そして、さらなる試練が。。。という、有る意味では似たところのあるストーリー。 展開は対照的。

この映画と現代の映画が大きく異なるのは、チャレンジに対する姿勢、ではないでしょうか? たぶん、現代人が「素晴らしき哉人生」を見たら、主人公が自分の夢を他人の幸福のために犠牲にする姿を歯がゆく感じるのではなかろうか、と思います。

そんな私も、「ロッキー」をはじめとしたハリウッド映画に毒されてるような気もするのですけれども。。。
(現実にはロッキーから程遠い グータラなのですが)

*メモ
タバコ
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