地デジ&ケータイで地震予知

みなさん、地デジの準備すんでますか?(笑

ふと、地デジを使った地震予知のアイディアが浮かんだのでメモ。
以前、こんな記事を紹介しましたけれども
携帯電話で天気予報(イスラエル)

これと同じ方法で、地震を予知できなかろうか?というアイディアです。

わが家は、テレビ愛知(「WBS」 「モヤモヤさまぁず」 など、テレ東系の番組を放送している局)のサービスエリア ぎりぎり限界あたりに位置しています。
普段は、チューナーの表示で信号レベル37(単位はdB?)となっております。
(受信ぎりぎりのレベル。たまにブロッキングノイズが混じります)

ところが、普段は37なのに、 一ヶ月ほど前、数日の間だけ、信号レベルが45ぐらいに上がりっぱなしになりました。
(モヤさまでハワイ前半を放送した直前だから、、、いつでしたっけ? ちなみに、モヤさま放送時にはいつものレベル、37まで落ちてしまいました。残念)

普段の受信レベル37という値は、 『半日ぐらいかけてアンテナを調整した結果』なので、通常、それ以上に上がるということは考えにくいです。

最初は、電離層(Eスポ)などの影響かしら?と思ったのですが、それだと、昼、夜によって変化が有るはずなんですが、、、、
数日の間だけ、昼夜を問わず信号レベルが異常に上昇していて、その後、またストン、と通常のレベルに落ちているので、地面の下の活動による影響だったりしないかしら?と。

あと、最近、東京八王子や、大阪、三重~愛知西~岐阜西などで、「謎の停電」系のニュースも増えています。
電圧低下0.07秒、月100億円減収の恐れ 東芝工場
半導体工場なのだし、0.07秒程度の瞬断の対策は行われている、はずなので、『別の要因』の可能性も高い、と個人的には思っています。

あと、わが家での極私的な異常としては、妙に電気製品の故障が立て続けにおきたり(ADSLのモデムが壊れたり、電球がたてつづけに何個も切れたり、エンジンの電気系統が故障したり)

で、つい最近、小笠原近海で比較的大きな地震が起き、関東を中心にきわめて大きな影響があったわけですけれども、、、

また、こちらの地震なのですが
平成22年12月10日10日22時57分頃
岐阜県  震度1  揖斐川町上南方
発震機構
と、なっているのですけれども、、、
わが家は岐阜市なのですが、かなり揺れました。(震度2kyo~3?)

ドスーン!と、大きな物が落ちたような音がしたあと、ゆっくりと、けっこう長い時間 家全体が揺れはじめました。かなり怖かったです。 わが家は、かなり軟弱地盤(ボーリング調査では、少なくとも70メートルぐらい下まで基盤岩が無いらしい)なので、その影響もあるかもですけれども。(勘違いしていたので深さ修正しました)

これをもって、いきなり、テレビの信号レベルが上がったことと、地震と関連づけるのはかなり難しいです。なぜならば、、、
・マグネチュード4クラスの地震は日常的に起きている(深い場所も含めると)
・停電や電波の伝達異常がランダムに起きる確立も高い
・なので、偶然に重なる確率はきわめて高い
(概算で、、、トランプ一組 52枚から一枚を選び出し、 それを『偶然』 当てるぐらいの確率? もうひと桁ぐらい高いかも?)

偶然の一致が起きる確率が高いからです。

ただ、他の観測結果(たとえば、GPS (geonet)であるとか、微小地震とか)と照らし合わせることによって、地殻変動の観測の確からしさを上げることができるかもしれません。

つまり、
・お金持ちはヒゲを生やしてることが多い

からといって、

・ヒゲを生やしているからお金持ち、とは限らない

でも、複数の条件
・高そうなブランドモノを身に付けている
・高そうな車に乗っている

などのステータスシンボルが重なっていると、お金持ちである確率が高くなっていくのと同じです。(ホントに?)

地震予知用の電磁波観測施設は 全国にほんのわずかしか無いようですけれども、、、
観測システム ULF観測システムについて(千葉大学)

 ラジオやテレビの中継施設はたくさんありますし、その局間の信号レベル ≡ ノイズレベル は 常に把握されている、はずです。

同様に、携帯電話の中継施設も、日本全国のいたるところに存在し、その施設の間で発生するノイズの影響を数的に把握している、はず。

もちろん、雨などによる影響はありますが、アメダスによる直接的な降水量の測定と照らし合わせて補正することが可能、なはず。

であれば、それをインターネットで( Web APIなどで)公開していただければ、インフラ整備は極小で、ソフト事業のみで、地震予知の研究に役立つ、、、かもしれないし、役立たない、かもしれません、けれども。
(単なる 違法無線による影響かもしれないし)
ただ、『極めて広い範囲で同時に発生したノイズ』には、なんらかの意味が有る、かも判りません。(米軍のレーダーの影響かもですけど)

 それは、何十年も調べてみないと判らないですけれども、調べる価値はあるのではなかろうか、という気がします。その理由は
・経験則的に、地震、地殻変動と電磁波に関連がある、という実感を持つ人は多い
・これだけの規模 (日本全国を網羅!) ビッグサイエンスとしては、CERNなどと比較にならないぐらい安いコストで行える。
・日本でも出来る程度の規模と複雑さの研究内容
・日本は世界でも有数の地震国なので、他国に対してアドバンテージがある
・大きな地震を一度でも予測できれば、費用対効果は、、、
・環太平洋~アジア~地中海周辺は巨大地震の巣窟なので、地震予知のノウハウ、インフラが確立されれば、輸出品目として有望

実際に行うとしたら、どれぐらいのコストが必要になるのか、の見積もりを取る程度の値打ちはあるのではなかろうか?と個人的には思います。

まぁ、従来の研究で行われているように、 普通にボーリングして、ダイポールアンテナを埋設するだけのものなら安いので、景気対策として全国に1000箇所ぐらい設置しても良いような気もしますけれども。
(そのときは、ぜひ、一般人もデータが閲覧できるようにお願いします。個人的に、大変 興味があるので。)

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