実体経済は「金の卵を産むガチョウ」

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選挙も近いし、普段思ってることをチラシの裏的にメモ。

(素人が変なことを書いてるだけなので読まないほうがいいかも。多分・・・)
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*そろそろ「改革」って言葉もチェ~ンジしてほしい
なぜだか、「改革」って言葉を聴くと、パブロフの犬のように条件反射で、お腹が痛くなるというか、背中が冷たくなるというか、いや~な気持ちになります。
なんでだろ~~? と考えてみたところ
-都会がマンションバブルなどなど「岩戸越え」って言われてた時期も、田舎は景気が悪かった
-「田舎は景気が悪い」っていうと、「コップに水を注ぐとあふれるように、まず、儲けられる人が儲ければ、自然と他にもお金がながれていく」
スピルアウト(spill-out)って言われた。
-「儲けられないのは自己責任」ってゆわれた
-でも、地方まであふれてくる前にサブプライムショック&マンションバブル崩壊。
-金融ショックで、「生き残れない企業は退場していただく」のかと思ったら、公的資金投入
自己責任ゆーてたのに、結局は政府の偉いさんとつながりがあったりしないとダメなんですね。。。

このあたり?
選挙特番を見るに、そう感じるのは私だけではないようで。。。
次のキャッチフレーズというかパラダイムシフトというか、別の言葉を作って頂きたいかも。

*「持てる者はますます富み、持たざる者は更に失う」
55年体制が全部良かったとは思わないけれど、ブッシュ/小泉改革路線は結局のところ、「持てる者はますます富み、持たざる者は更に失う」を加速するものだった。。。って、こないだ読んでたチョムスキーの本に書かれてたような気がしたりしなかったり。

[[http://ecx.images-amazon.com/images/I/51CQK2DMNPL._SL160_.jpg:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4750322660/tamac-22/ref=nosim/]]
チョムスキーの「教育論」

*「金の卵を産むガチョウ」を殺すな
サブプライムショックなどで思い出したのがコチラ。
比喩を持ち込むと論点がずれやすく、良くない、という話もありますが。。。

“ある農夫が飼っているガチョウが毎日一個ずつ黄金の卵を産み、農夫は金持ちになる。しかし、一日一個の卵が待ち切れなくなり、腹の中の全ての卵を一気に手に入れようとしてガチョウの腹を開けてしまう。ところが腹の中に金の卵はなく、その上ガチョウまで死なせてしまう。
[[ガチョウと黄金の卵(ウィキペディア):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%81%A8%E9%BB%84%E9%87%91%E3%81%AE%E5%8D%B5]]

日本だと、「まんじゅうを産むまんじゅう」の話とか有ったような気がします。
サブプライム自体は小泉さんの仕事ではありませんが、実際の貸付が行われたのは同時代ですし、ちょうど今の話題なので絡めて。

サブプライムショックは何だったかというと、押し貸ししていたサブプライム層からの取立てを厳しくし、住人を追い出しちゃったために、住宅が供給過剰となり、空き家が大量に残った、というそういう理解ですが。

住宅ローンは本来、30年ぐらいかけて返済するものなんだから、借金の総額としては、ファニーメイだってフレディマックだって単年度に全額焦げ付いたら持たないわけです。

ガチョウよりも大きな卵を産ませようとしたり、何年分も前倒ししてすごく沢山の卵を産ませようとしたりしてムリが出たんじゃないかな~とか。

*次に来る「プライムショック」は、「住人保護」を行うべき 

サブプライムの次は、その上の格付けのプライムも焦げ付きだしてる、という話ですけれども、住宅ローンの借り手こそが本来は「金の卵を産んでくれるガチョウ」なのだから、やたらと追い出して空き家にせず、返済の繰り延べ支援などを行ったほうがいいんじゃないでしょうか?

補助金を出すにしても、金融機関救済型だと、単年度で30年分を捻出しなきゃいけないのに対して、住人保護のための繰り延べ支援なら、ガチョウの卵のように、ちょっとずつ出せばいいし、ある程度時間を稼いで、 実体経済が良くなれば、また返済してくれる、、、かもしれないし。
(何より、追い出して空き家にしちゃったら、住宅価格が全部 大暴落を起こすので。。。)
”「情けはひとの為ならず=自分のため」”
という言葉が、なんとなく似つかわしい気がします。
(単なる温情バラマキ政策ではなく、このほうがマクロ経済への影響が少ないのでは。。。マーケット関係者の損も少なくて済むのでは、という意味で)
*次の「金の卵を産むガチョウ」を育てる
たとえば、株式配当を限界まで増やせば、短期の株主利益が上がるでしょう、けれども設備投資が落ち込み、結局のところ、次世代の「金の卵を産むガチョウ」を育てられなければ、株価は下がってしまい、長期保有する株主にとってはデメリットも大きい。
(売れる部門だけ売り飛ばす、って荒業も有り)

でも、ガチョウや卵をいきなり食べてしまわず、ヒヨコを孵して、次の「金の卵を産むガチョウ」に育てれば、もっと儲かるかも。。。
しれないし、そうでないかもしれませんが。
(そういう意味では、環境ビジネス、 永続型経済にシフト 言ってた 小池さんにも、ちょっとだけ一理あるかな、とか思ってみたりして見ておりました)

程度問題というか、バランスだと思いますけれども。
チラシの裏なので、とくにまとめとか、オチはありません。尻切れトンボですんません(汗

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