SNSはスパイ天国!(アメリカ)という記事の続報です。
BoingBoingに、W3C のJanet Daly 氏による反論が掲載されました。
New Scientistの記事に書かれていないことがあります。
電子技術が開発されて以来、今日まで、情報を共有するための技術は、情報を欲しがる人によって利用されているということです。
個人的な目的であれ、企業や政府のためであれ。皆、今日も検索し、情報を発見しています。
単純に言えば、全てのブロガーは、将来、雇い主があなたの書いた記事を読む可能性について、熟慮すべきです。
なぜならば、記事はWeb上に存在し続け、発見されるからです。(中略)
New Scientistの記者は、パニックを起こすような形で、セマンティックウェブに関する情報を付け加えました。NSAが、MySpaceのセマンティックウェブを利用して情報収集をしているという証拠は有りません。 それはもちろん、可能です。しかし、情報が広く共有される時には、ありとあらゆることが起こりうるのです。
この記事を読んだ人たちには、Webで共有する情報を選び出す方法についての議論をして欲しい。
それは、共有したくない、保護されるべき情報の目安にもなるでしょう。Pentagon funding research on data harvesting from Myspace, social networks (Boing Boing)
脊髄反射的にセマンティックウェブ技術を悪者扱いするのは止めてほしい、というような趣旨みたいです。
この反論では触れられていませんが、ソーシャルネットサービスに書き込まれた情報が、アカウントを持った利用者に対して公開されたWebなのか、あくまで、通信手段として Webを使っているけれども、保護情報だから、やたらと勝手に利用しちゃだめなのか?という論点も有るかとおもいますけれども。