ゾウは唐辛子がお嫌い(アフリカ/アメリカ)

アフリカでは、農家は象を作物から追い払うために、地元の作物、トウガラシの辛味成分を使っています。さらには、農家を手助けし、象を救う、独特のマーケティング・キャンペーンを開始。このエレファント・ペッパーのトウガラシ製品シリーズは、アメリカでも販売されています。

Buy Hot Sauce, Save an Elephant (LiveScience)

野生動物保護協会(WCS)の声明によれば、アフリカの農家と、WCSの協力のもと目指すゴールは、地元民の新規の経済活動の機会を創出し、象と人間の対立を減らすことです。

象はトウガラシの辛味成分カプサイシンが嫌い。
そこで、農家は他の作物の周囲にトウガラシを植えています。そして、潰したトウガラシと、使用済みの潤滑油を混ぜ、垣根に塗りつけます。また、トウガラシと動物の糞を混ぜて練炭をつくり、夜間、燃やして煙を出します。

トウガラシは、エレファント・ペッパーというブランドへ、辛いソースの製造のために売られています。この製品は南アフリカ、ジンバブエ、ボツワナで販売。そして、WCSの発表によれば、アメリカでも購入可能になりました。
製品の売上から得た収益は、エレファント・ペッパー開発信託へと寄付されます。

WCSアフリカ・プログラムのディレクターJames Deutschさん
「エレファント・ペッパーの製品は、アメリカの消費者に、象と、アフリカの持続可能な発展を支える手段を提供します」

製品は www.elephantpepper.comで購入可能。

マーケティングマネージャーのニナ・ギブソン。
「我々の最大の課題は、社会的責任に関与したいと思っている卸売業者を捜すことです。」

「このブランドは、長期的な恩恵を視野に入れたパートナーを必要としています」

トウガラシの意外な使い道、ですね~

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