ごくごく一部のマニアのひと向け 作業メモ。
オープンソースなPhotoshop風味の画像処理ソフトGIMP。
PortableApps.comにて開発中バージョン2.7.4のポータブル版が配布されています。
既にGIMPがインストールされていても、そちらの環境に影響を与えないで、次世代バージョンを試してみられる、とのこと。
で、GIMPでは スクリプト言語 Pythonでプラグインを書くことができます。 ポータブル版2.7.4にもPythonインタプリタが同梱されていますが、設定ファイルが足りないので使えない状態になっています。
2.7.4ポータブル版でPythonを有効にする方法を以下にメモ。
まず、GIMP2.7.4ポータブル版(自己解凍ファイル)をダウンロード
Download GIMP Portable Development 2.7.4
自己解凍ファイルを解凍。
今回は、ドライブ D のルートに GIMP Portable Development 2.7.4 をインストールした、とします。
フォルダ GIMPPortableTest/App/GIMP/lib/gimp/2.0/interpreters に、
pygimp.interp を作製、テキストエディタなどで以下の内容をペースト
ドライブ D のルートに GIMP Portable Development 2.7.4 をインストールした場合、
python=D:\GIMPPortableTest\App\GIMP\Python\pythonw.exe /usr/bin/python=D:\GIMPPortableTest\App\GIMP\Python\pythonw.exe :Python:E::py::python:
これで、次回の起動からPythonで書かれたプラグインが有効になります。
・フィルタ/ウェブ/画像分割
・フィルタ/下塗り/雲/霧
などなど。
GIMP2.7.4 に付属しているのはPython 2.7なので、OpenCV2.3付属のPythonバインディングを入れると面白いんじゃないかな、とか。 またヒマになったら遊んでみたいと思います。