<<追記>>
その後調べてみたところ、ロシア北極圏の観測地点 (DIK TIK など)に、同時刻乱れが見られますので、局地の磁気の乱れ由来かもしれません。
(オーロラとか?)
2011-02-11
地磁気速報値一日プロット
(World Data Center for Geomagnetism, Kyoto)
DIK TIK に大きな乱れ。 KAKが柿岡(茨城)
太陽風は、今日未明、12日3時(世界時11日18時)から速度が上がり、
それまでの360km/秒の低速風から、430km/秒と若干高めの速度に変わっています。
地震ではなく、太陽由来だったみたいですねー
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今日、ちょっと変わった地磁気の乱れがあったのでメモ。
柿岡地磁気観測所にて2011-02-12 午前4時ごろ ちょっと大きめの磁気の乱れ
女満別出張所 鹿屋出張所でも同様の波形が現れています。
(グラフは世界標準時なので、2011-01-11 19:00(UTC) ごろになります)
人工衛星による地磁気の観測でも、同時刻ごろ波形が乱れてます。
ETS8 MAMリアルタイム観測データ
そして、一時間後 チリ中部沿岸にてM7級の地震
12日05時05分ころ地震がありました。
震源地は、南米西部(南緯36.5度、西経73.7度)で、地震の規模(
マグニチュード)は7.0と推定されます。
この二つに関係があるのかというと、正直、私じゃわかりません。
自分自身は過去の地震の前後の地磁気データを調べ始めたばかりなので、まだよくわかんないです。(ちょっと本業のほうもあるので、、、)
ただ、ざっくりと2年分ほど調べたところでは、地震に先行してこのような乱れが必ずしも見当たらない場合も多い ような印象を受けます。
もっとちゃんと調べないとわかりませんけれども。
地下で起きている現象jは多岐多様にわたるので、先行して電磁現象が発生するとしても、そちらも多岐に渡る、のかも。
ただ、関係があったら面白いな、ということと、今後、過去の大地震について、同様の乱れが起きてないか調べるためのサンプルということでメモ。