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タイトルは釣り、、、とも言い切れないかも。
カッコ内の注釈、および強調は引用者がつけました
*[[[動画]電子立国復権へ 「量子ドット」で挑む(WBS):http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/highlight/img20100302_wb_o1.html]]
先日もこんなのをやってましたけれども。
*[[コンピュータサイエンス史上最大の課題「並列処理による性能向上」:http://www.publickey.jp/blog/10/50.html]]
(日本)情報処理学会創立50周年記念全国大会の招待講演。
“Fran Allen氏は、コンパイラやプログラミング言語が専門で、女性で初めてチューリング賞を受賞した人。
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“ハードウェアレベルでは、今後10年から12年後にはチップに15ビリオン(150億。ちなみに現在のインテル Core i7プロセッサでトランジスタ数は7億~8億)のトランジスタが乗ることが現実となります。Intel、AMD、IBMといったどのメジャーなチップベンダもそう考えているのです。
“しかし現在のソフトウェアは、ここで必要とされるような並列化を提供していません。性能を向上するにはソフトウェアの並列化に向かわなければなりませんが、それは提供できていない。これが現在のジレンマです。
*[[マウスの脳がコンピューター上に再現された:http://www.mypress.jp/v2_writers/beep/story/?story_id=1601251]]
“今回、現在世界最速の性能を持つ「BlueGene L」スーパー・コンピューター上に、マウスの脳の半分にあたる800万のニューロンの働きを再現させる事に成功したそうです。
使われたのは、それぞれが256MBのメモリを使用する、4096台のプロセッサを持つ「BlueGene L」スーパー・コンピューターなのですが、800万ほどのニューロンが、最大でひとつあたり6300のシナプスを持つという設定のマウスの脳の半分の活動を、「現実時間の10倍遅いスピード」で10秒間シミュレートしたそうです。つまりマウスの脳の半分の活動を「1秒分」再現したわけです。
“なお、「人間の大脳皮質のニューロン数は100億位」だと言われています。それは1秒間に1テラ(1兆)回以上の演算を行なうことができるスーパー・コンピューターでも、再現不可能だとされています。
こちらは2007年の記事
*脳細胞に迫るCPUのトランジスタ数
『2001年宇宙の旅』のHALや、『鉄腕アトム』の活躍の舞台は21世紀初頭、、、というか、既に過去になってしまいました。
一時は、あんなのはフィクションの世界だけであって、実現はムリかも、と思っていたのですが、、、、
-人間の大脳皮質のニューロン数は100億
-10年語には1チップあたりのトランジスタ数は150億個
1.5倍です
上記のマウスの脳の記事はソフトによるシミュレーション。
最初から脳のシミュレーションをするためのチップを作るとして、、、ニューロン1個のシミュレーションに(少なくとも)数百個~数千個のトランジスタが必要であったり、速度の問題もありますから、まだまだ。。。とはいえ、かなり、良い線いってるのではないでしょうか?
*[[斎藤環 × 茂木健一郎 往復書簡「脳は心を記述できるのか」第3信:http://sofusha.moe-nifty.com/series_02/2010/03/post-eac7.html]]
“彼は「ダンディウォーカー症候群」というまれな疾患により水頭症(髄液が異常に貯留する病気)を生じていて、そのため脳が紙のように薄くなっていたのです。
人間の脳も、かなりニューロン数を切り詰めることが可能なのだとしたら、、、コンピュータが人間の脳味噌のように 『考える』 日は、 2010年現在の私たちが想像するよりも、意外に早いかもしれませんねー
(10年ではムリだと思いますが)
*並列プログラミングのIDEとしてのエクセル
ここからは少し感想を。
ご存知、ExcelやOOoなどの表計算ソフト。
現在のものは、再計算の手順はシングルスレッドを前提としているため、表の左上から右下にむかって、何度もZ字を描くようにして順番にひとつづつセルを再計算していきます。
しかし、CPUのマルチコア化やGPGPUが進化すれば、将来的には全てのセルの再計算を同時に行うことが可能になるわけです。
(再計算したときにデータがおかしくならないようにする方法が必要ですが)
そう考えると、ベクトル型のプログラミングのIDEとしては、エディタよりも、むしろExcelのような環境のほうが向いているのかもしれません。
その昔 3DCGを作るには、球や円筒、立方体などの基本部品の位置をテキストエディタで記述しました。 今考えるとウソみたいですが。
プログラミングといえば、文字で入力するもの、ですけれども、将来は、そんな古きよきプログラミング・スタイルも失われ、現在では想像できないような方法でプログラムを作成しているかもしれませんね。
現在でも、Blenderのゲームエンジンや、NodeBox2のように線をプチプチつないでいくだけでプログラミングできるIDEもいくつか有るとはいえ、私が生きているうちは、そんなのが主流にはならないと思うのですが、、、どうなんでしょう?
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