メモ「スマート・フロンティア」

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Emorning今週の特集は
[[“権利”ににらまれてプロジェクトが動かない:http://www.tv-tokyo.co.jp/emorning/contents/2009-03/09/026992.html]]
-魚がいなくなる
-生活が圧迫される
-地下も私のもの

の3本。  既存の権利が入り組んでるところを再開発するのは、このように大変。

だから%%首都移転したらええのに%%私たちのすぐ隣にある、でも手付かずのフロンティアを開発したらどうかしら?という提言をメモ
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*宇宙 そこは最後のフロンティア
<<追記>>
ホントに計画が浮上してるみたいです。
-[[浮上した日本の有人月探査計画(1):http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090309/137495/]]
-[[初の月面工事はロボットにお任せ?:http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=40855178&expand]]
というわけで、まずは手付かずの地下資源がざっくざくの月面開発
南極越冬ですら大変なのに、いきなり有人月面基地はハードルが高いですが、最近はロボット技術が進んだので、無人基地であれば、以前に比べると敷居が低くなったのかな、と。

人間だって家が無いと大変だから、ロボット探査機を送り込むにしても、基地を作って、そこから送り出す、メンテナンスする、みたいな方法は有りなんじゃないかな、と
(有人基地の予行演習を兼ねて)

人間でも背中が痒いと手がとどかな~い、ってことはありますし(私は届きますけどね(いばり))
ブラック・ジャックじゃなければ、自分で手術、ってわけにもいかない。ロボットだって、少しは、他のロボットの手を借りたいときもあるんじゃないかな? 太陽電池に、ほんのちょっとホコリが積もっただけでも、うまく動けなくなったりしますし。

NASAでは月面開発用ロボットのコンペなどを何度となく開いてますし、日本も出資して一枚かませてもらうといいんじゃないでしょうか
今のところは、[[ルナー・エンバシー>ググる:ルナー・エンバシー]]みたいなジョーク商法しかないですけど、案外、本当に月面の権利の市場だって出来るかも?
(レアメタルなどは、それなりに分量が少なくてもお金になるだろうし。。。そういえば、昔、”月面にはダイヤがザックザク”、という都市伝説がありました)
*『アウタースペース』よりもお手軽な『ホワイトスペース』
で、宇宙(アウタースペース)の開発は大変だし、規模がデカすぎる、という貴兄にオススメなのが、今日の本命『ホワイトスペース』

『ホワイトスペース』とは、現在の地上波アナログテレビ放送で使われてるVHF帯の電波のこと。(名前だけ聞くとソフトバンクの新プランみたいですが)

2011年地デジに移行する、ということは、イコール、現在のアナログ波は使われなくなる、すなわち、大きな空き地が出来るのです。

オバマ大統領になる直前、アメリカではを一部、コンピュータ用の”Wi-Fi 無線LAN(WAN)に無料で開放”しよう、という動きがあって、、、ちょっと頓挫したみたいですが。

携帯電話に、って話もあるみたいですが、
-携帯市場も飽和してきたから12ch分全部は要らないのでは?
-携帯でネットするのは効率が悪い
電話のような交換回線は会話には便利なのですが、ちょっとだけインターネットしたい、って場合に(携帯電話も含め)電話回線を使うのは効率が悪い。コンピュータにはコンピュータのための無線ネットのほうが効率が良い。
(課金しなければ、課金システムが要らない分軽量に、というメリットもあります)

これを利用したサービス、無線WANの基地局設置費用、PC買い増し需要などなどを考えると、”ITバブルぐらいの景気浮揚効果”を見込めるのでは?

で、インセンティブとしては

-いままで地デジ移行に無関心だったネット利用層に大きなメリット
-2011年まで待たずとも、大都市一部地域で先行してアナログ停波して実証実験するとよさげ
-景気が良くなればCMが増えるし、テレビ局がアナ帯域を手放すインセンティブになるかも

ではないでしょうか?
(お金は、、、どうせ公共事業するんだし、こういうものにもつぎ込んだほうがいいんじゃないかな、と。NTTでもJRでも、当初は国営でしたし、不況下で国有化企業を増やすよりは、このほうが健全かと。好況になったら民営化するなり、指定管理団体的な運営方法にするなりすればいいし)

—-
以上、月面開発&ホワイトスペースの話題、でした。

どちらもろくでもないアイディアですが、アフガンに増派するよりはいいんじゃないかなぁ、とか

最近流行りのグリーン・ニューディールみたいにカッコイイ呼称を付けるとすると、、、スマート・フロンティアとか(ダサ
ムリに既に資産価値の高い権利を制限しようとすれば、猛烈な反発を食らうのは必至。
意外に身近にある未利用資源をお金に変えるような公共投資のほうが、同じ投資額での経済効果は何倍も大きいんじゃないかと思います。

※容積率の緩和とか、大深度法なんかも、仲間に入るかも。ハコモノは、あんまり好きじゃないですが
※道路建設などは、既存の資産を壊すので、それと差し引きになりますしね

*外部不経済を、市場内経済への繰り入れ
-[[ググる:外部不経済]]
外部不経済って言ってみたかっただけなんですけどね
-[[ウィキペディア外部性:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E9%83%A8%E6%80%A7]]
辞書的には「市場外部に存在する、経済統計などに表れない人間の活動」でよいのかしらん?(たしか、そんな感じのはず)

内需拡大というと単なるお題目に終わりがちですけれども、、、
既に市場に上場されている産業を伸ばすのはそれなりに大変
しかし、現在は経済指標の対象になってないものを市場に繰り入れたら、GDPとしては成長になるはずです。

(たとえば、数年前の介護やITはそうでしたし、不動産である土地をREITにして市場流動性を高めるのも同じような手法)

月面開発、ホワイトスペースに限らず、現在は流通市場の無い未利用資源、外部不経済を、流動性を高め、換金できるような形にしていくことで世界同時不況下でも、成長することは可能になる、かも。

外部性の内部化、かならずしも、それがいいことがどうか、っていうと、私は好きじゃない部分もありますけど。。。うーん
(お金で割り切れない部分を お金で割り切れるようにする行為ですからね)

*[[イノベーションの経済学 講義録(池田信夫 blog):http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/5746c9fd629fc249f4ae15ccb37fde0c]]
そういえば、イノベーションという言葉がありました。忘れてました(すんません

あとで読む、かも
イノベーションには、外部性の内部化という側面も有る気がします。
外部性は現在市場価値ゼロなわけで、少しでも内部化すれば成長率無限大倍ですしね

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