行楽の秋。 背中にリュックを背負って ハイキングに出かける方も多いのでは?
近い将来、この発明品が役に立つかもしれません。
発電するのみならず、以外な利点が!
発電機内蔵バックパックを発明したのは、Larry Rome さん。
ペンシルバニア大学と、海軍による共同開発です。
発電量は 7ワットと少なめですが、 携帯電話やGPSの電源には十分。
使い方は、発電機を内蔵したフレームに荷物を固定して歩くだけ。
現在、米軍の兵士は 既に36キロの荷物を背負っていますが、GPSなどのために、さらに 予備の電池を持っていく必要があります。 場合によっては、食料や医薬品を、それだけ減らす、という危険があります。
このバックパックがあれば、バッテリーを余分に持っていく必要がなくなります。
以前には、靴のかかとに発電機を仕込む研究がなされました。しかし、圧電素子を利用したそれの発電量は わずか10~20ミリワット
携帯電話でも、1~2Wの電力を必要とします。
このバックパック発電機のきっかけは、人間が歩くときの、身体の上下運動。
おおよそ、お尻が 4~7センチ 上下に動きます、
さらに、思いもかけない利点が!
内蔵されたバネが クッションの役割を果たすため、普通のバックパックよりも楽に荷物を運べるのだとか。
イギリスの登山家 Chris Bonington氏は、山でデジカメを使用するために、現在 太陽電池を持ち運んでいます。このバックパックが役立つかどうかは、重量と、どれぐらいかさばるかにかかっており、めっちゃ 使ってみたい とのこと。
また、発電機内蔵の靴を発明した、the clockwork radio社の Trevor Baylis氏は、 変なかたちのバックパックは、 空港のセキュリティチェックで 引っかかる可能性が高いと指摘しています。
Backpack generates a powerful punch (New Scientist)
写真を見る限りでは、普通のバックパック用フレームと それほど変わらない大きさです。
(ひょっとすると、発電装置の分、見た目よりも重いかもしれませんが。)
実際、どれぐらいまで軽量化できるかがカギでしょうね。耐久力の問題もあるでしょうし、チタンなどを使うと値段が~
お手軽なところでは、ランドセルに 小型のを内蔵させて、夜間 ピカピカ光ったり、なんてのは 出てきそうですね~