ネットアイドル Lonelygirl15 の仕掛け人が全貌を告白!

ネットアイドルBree ~Lonelygirl15~は実在?それとも……の続報です。

いよいよ、全貌が明らかに!

2006-09-16追記

2006-09-17追記
物語に隠された謎、私の好きなエピソード、など。

うわさとは違い、映画のキャンペーンではなく、このLonelygirl15 (YouTube)というビデオ日記自体が独立した作品だと言っています

The Lonelygirl That Really Wasn’t (NY Times)
【写真つき!】ニューヨークタイムスの記事。

こっちの記事も面白いです。(翻訳する時間がとれないのですけれども)
NY TIMESの記者さんも

I’m heart-broken…But a wonderful actress, had me fooled into thinking she was a geek like me.)

とのこと。
かわいそ~~


ネットで動画日記を配信する謎の美少女 Lonelygirl15、その仕掛け人たちが表舞台に姿を現しました。ハリウッド映画の予告編なんかじゃないのだといいます。

 代わりに3人のクリエイターたちは、自前のウェブサイトにて、自宅で勉強している、大きな眼をした「Bree」の冒険を描いた短編ムービーを続けるといいます。

3分程度の動画のファンたちが、「Bree」の実在に疑問を抱き、ビデオ日記が仕込みであったことにガッカリしたところで、発案者たちは公の場に姿を現しました。

彼らがAPに自己紹介したところによれば、カルフォルニア州在住の マイルス=ベケット (28)、 メッシュ=フリンダーズ (26) そして、ロサンゼルス在住のグレッグ=ゴドフリード(27)。

Beckett自称ネットおたく。外科の研修生だったとき、ショートビデオを使って物語る、というテクニックを思いついたといいます。今年初め、彼は かけだしの映画作家フリンダーズとパーティーで出会いました。

フリンダーズは、長時間 家にいて、友達よりも大人と過ごす時間が長い、という主人公の少女の性格を思いついていましたが、それは彼のほかの作品には合いませんでした。しかし、ベケットのアイディアであるビデオ日記にはピッタリでした。

さらに弁護士のゴドフリードが仲間入り。主人公の少女Breeと、そのマヌケなボーイフレンド、ダニエルを演じる役者を雇い、ABCの番組「 Lost」のように、謎と手がかりに.満ちた大掛かりなプロットを書き始めました。

6月にはYouTubeMySpaceにて活動開始。みんなに、「Bree」を実在の人物だと騙すつもりではなかったといいます。

むしろ、物語の断片をネットで公開し、ファンの反応や提案をプロットに取り込むつもりでした。

そして、それ自体が、一種のビデオゲームとなる予定でした。視聴者は登場人物たちを観察、ミステリー小説の断片を読み、隠された手がかりを完成し、ドキドキはらはらしながら続きを待つ。。。

フリンダーズは各エピソードの脚本を担当。
Breeを演じた女優は、その役を演じきりました。数日前に、仕掛け人たちが白状してもなお、未だに一部の視聴者は、彼女が実在の人物だと信じているほど。

3人のクリエイター達は火曜日(9/12)、女優の名前を明かすことを拒みました。 しかし、彼女はジェシカ=ローズ (19) ニュージーランド出身当時ニュージランドからロサンゼルスに引っ越したばかりの女優、とアマチュアのネット探偵が発見。

(後略)

Breeの身に、次は一体何がおきるのか、シーズン・ワンはいつまで続くのか、作者達自身にも予測がつきません。続きをお楽しみに!

Creators confess to Lonelygirl15 mystery (USATODAY / AP)

ドラマだとばれることも想定内だった、という記事、でした。

で、今後の展開ですが、
・自前のウェブサーバで配信
・動画に広告を入れる
・動画には「タグ」をつけ、アフィリエイト的なことも行う

とのこと。

公式サイト
lonelygirl15.com/



ニュージーランド生まれ、というのを訂正しました。

主演のジェシカ=リー=ローズさん (19) は、メリーランド州ソールズベリー生まれ。
8歳のとき、ニュージーランドに引越しました。
(中略)
ローズさんは、2005年 両親の離婚の後、ニュージーランドからメリーランド州に戻りました。その年の暮れ、ニューヨーク・フィルム・アカデミーで演技の勉強をするため、ロサンゼルスへと引越しました。

Actress behind Lonelygirl vids fesses up (AP)



ちなみに、この連作短編動画、一本一本は、ただの動画日記なのに、続けて見ると、神秘的なバック・ストーリーが透けて見えてくる、というつくりになっているのだそうです。

例えば、こちらのエピソード。
What Did Daniel and Dad Talk About?

父とボーイフレンドが内緒話していた内容を、ヒロインが聞き出そうとする話。
ヒロインの部屋の壁にはオカルト系の有名人『アレイスター・クローリー』(Wikipedia)の写真がかけられ、その前には、燭台が置かれています。

ボーイフレンドが、写真の前のロウソクに火をつけようとすると、なぜか、ヒロインが猛烈な勢いで制止します。他のロウソクには火を付けても何も言わなかったのに。。。

House Arrest
個人的には、こちらのエピソードが好き。
父に2週間の外出禁止を言い渡されたヒロインBree。 
レモンに父の顔を描いて、レモネードにしちゃいます。
 

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