さっきテレビを見てたら、オバマさんがGM救済について何か言ったみたいなのだけれど
"オバマ次期大統領は7日、シカゴで開いた会見で「自動車産業は米国製造業の中核」と指摘。フォード・モーターを含むビッグ3の資金繰り支援に「最優先で取り組む」との意向を表明
毎日
もうひとつ
- ガンバレGM、日本のために
GMが、ユルめの値付けをしてくれているおかげで、日本車も高めの価格設定ができている、という記事。
なるほど。
問題が有るとすれば、モラルハザードなのでしょうけれども
つなぎ融資で数年は延命させたほうが安い、かも
GMを破綻させたときのコストは、マーケット関係者が思うよりは、想像以上にデカイかもしれない。
以下、素人の独断と偏見によるチラシの裏
民主国家なんで、(皇帝ネロがやったように)いらなくなった人間を焼却処分するわけにもいかない。
となれば、生活保護、失業手当も必要。 有る程度の収入が有るうちは民間の健康保険に入ってた人たちがメディケアのような低所得者向けの公的健康保険を使うようになると、それも公的なコストアップとなる。
城下町もゴーストタウンとなる。 新しい仕事を求めて都心部へ人口が移動するが、そうそう仕事は無く、スラム化が進み。。。
当然、治安のためのコストアップ。
。。。という、もう、歴史上何度も繰り返されてきたことなわけですけれども。
もうひとつの方法としては、ジョージ・W政権のように戦争を始めて、低所得層を兵士にする。
(徴兵制が無いので、低所得層や、市民権の無いグリーンカード所持者が多いらしい)
これも、よその国の迷惑になる。(やらなくてもいい戦争は、やらないほうがいいし)
「仕事をして、お金をもらう」
という、ごくあたりまえの生活を、普通の人から、やたらと取り上げちゃいけないと思うし、それは、たぶん、恐ろしく膨大なコストとして、マーケットにも跳ね返ってくる、んじゃないかと思ってたりします。
(サブプライム・ショックが、低所得層に対する押し貸しと、その後の貸しはがしという、ごくありふれた出来事で始まったように)
それよりは、当面、数年間は公的なつなぎ融資で延命、 時間をかせいでいる間に次世代車の開発なり、次の雇用の受け皿となる産業を立ち上げる、というのが、社会全体としてはコストが安くなると思う。
米国債を発行したくなければ、最終手段として、トヨタとGMが合併とか、そういう荒業も有るかなーと思ったり思わなかったり。
どうせ、コストは最終的に米国債として日本にも負担の割り当てがくるんだから、それよりは、
- 日本の自動車産業がビッグ3の増資を引き受け
- そのための資金繰りは日本のメガバンク
- で、日銀がメガバンクへの資金の融通
という迂回融資、とか。
実際のところ、GMがトヨタに負けて廃業、っていうと、短期的には、GMのパイをトヨタが奪えそうな気がするかも、ですけれども、 当然、保護主義、保護貿易が復活して減益、のみならず、アメリカでの反日、嫌日感情が爆発する恐れがあるので、 『いや、日本の自動車会社は、ただのオフショアの企業じゃなくて、チーム・アメリカの一員なんですー』 というメッセージを出しておいたほうが、あとあと都合がいいんじゃないかと
まぁ、こんな話をここに書いてもしょうがないのですが。
問題はモラルハザード
小売との違いとしては、
- 自動車は特許の塊であること
- 設備の高度さが全然違うこと。
- 一度廃業したら、高価な設備が、全部スクラップになってしまう
などなど。
ただ、『大きな会社であれば、必ず救済される』 という間違ったメッセージが発せられると、 モラルハザードがおき、ルーズな経営が頻発すること必至なので、そのへんは大変かも。
(ルーズな経営、っていうと、マーケット系な人は、ヒラ従業員が多い、ってのを想像するのでしょうけれども、 パンピー(死語)な私は、 経営者や、管理職、一部従業員の多すぎる給与のことを指しております。 )