相続人は電話帳(ポルトガル)

ポルトガルのニュースは初めてかも。

リスボン。

新聞によれば、子供が居ない、ポルトガルの独身の富豪が、電話帳から無作為に選んだ70人の知らない人を相続人として選びました。

Wealthy Portuguese man selects heirs at random from phone book

週刊誌 Solによれば、Luis Carlos de Noronha Cabral da Camara 氏 (ダ・カマラ氏)は、42歳で病死する13年前、1988年、二人の立会人のもと、風変わりな遺書を作成しました。

立会人の一人で、彼の数少ない友人でもあるアニバル・カストロ・ビラ氏
「彼は、赤の他人に彼の遺産を残すことで、混乱を引き起こしたかったに違いありません。」

「登記所の職員は、彼が電話帳を求めて、そこから無作為に名前を選び始めたのを見て、ショックを受けてたよ。彼女は、彼の分別をチェックするためにいくつか質問した。でも、彼は正気だったんだ。」

相続人のひとり、ヘレナさん(76)
「詐欺だと思ったから、とっても怖かったわ。年寄り相手のイタズラってよく聞くでしょ?」

ダ・カマラ氏は1959年、リスボンの裕福な家庭に生まれました。結婚せず、仕事にも就きませんでした。
近所の人によれば、彼は、その独りぼっちの生涯を、本を読んだり、音楽を聴いたりして、家ですごしていました。

これがミステリーだったら。。。これは、数人の『内密な関係』にあった知人に財産を残すためで、残りはカモフラージュ、なーんてのがありがちですけれども。

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