イタリア ローマ。
トレビの泉に投げ込まれる何千枚ものコインが、慈善団体へ寄付されることに。
都市の貧しい人たちのためのスーパーマーケットを建てるのに使われます。
観光客が、後ろ向きでコインを泉に投げ込むと、再びローマに来ることが出来るといわれています。
毎日、泉に投げ込まれるコインは、およそ3千ユーロ(≒46万円)。
毎晩回収されています。チャリティ・カリスタスによれば、ローマの貧困者へ生活必需品を無料で提供スーパーを建てる予定。
このローマ中心部に建てられるスーパーで、非本的な食材と交換できる 「top-upカード((おかわりカード?))」がそれぞれの家庭に配布されます。
(後略)
このあと、泉のコインを勝手に持って行っちゃう人の話ですとか、コインの持ち主が法的に定められていなかったことから、裁判で無罪になった、という話などに続きます。
すこしイジワルな見方をすれば、コインを勝手に持っていかないようにするため、ということもあるのかも。
でも、それだけだったら 「泉のコインはローマ当局のもの」って宣言してしまえばすむ話。
そうしなかった、という点で、イタリア人をちょっぴり見直しました。