問題のライブカメラはこちら。
Knox County Sheriff’s Office -Jail Cam
もうすぐ配信終了とのことなので、見たい人は、お早めに。
テネシー州ナッシュビル
東テネシー郡は6年近く、24時間、刑務所のライブ映像を配信してきましたが、セキュリティ上の問題、そして、いやがらせに悩まされていることから、中止するかもしれません。
アンダーソン郡の保安官によれば、一部の視聴者が女性看守へ、仕事をするようにとのいたずら電話をかけてきて悩ませるといいます。
別のケースでは、視聴者が収容者の動きを追跡、刑務所外からの物品の持込みのための情報収集に使っています。
アンダーソン郡の保安官 ポール・ホワイト
「ライブカメラは、市民に対し、我々がしていることを公開しています。私は、このアイディアが気に入っています」「しかしながら、現在では、悪用する者がいます。 それについても考慮しなければなりません。長所と短所をはかりにかけると、ライブカメラの配信を中止することになるでしょう」
アンダーソン郡の専門家によれば、この種の試みは全米でも、ここ一箇所のみ。
ウェブサイトは、2006-11-20現在、880万のアクセスを記録しました。
3年前までは、アリゾナ州マリコパでも、刑務所の映像がネットで配信されていました。
しかし、、囚人からの、人権が侵害されているとの訴えの後、ジョー・アルペイオ保安官により閉鎖されました。第9連邦高等裁判所にて2003年、囚人側が勝訴。ライブカメラは囚人に屈辱を与えているとしました。
2ヶ月前、アルペイオ保安官による控訴が棄却されました。アルペイオ保安官は判決を受け入れ、郡は訴訟費用6万ドル (≒695万円)と、さらに、訴えをおこした囚人11人へ、各500ドル(≒5万8千円)を支払いました。
アンダーソン郡公定弁護人トム・マーシャルは、囚人からは、一切、不満を耳にしなかった、と言っています。
刑務所でライブカメラ……いままで配信してたこと自体がびっくりですが。
子供に、道徳の時間に見せたりすると……どうなんでしょうか?
(案外、カメラに映ってるところだけ見て、「たいしたことない」って思っちゃう子供も居る?)
以下は、関連も無く、ただの思いつきの感想ですが……
日本でも、裁判所など、ライブカメラで見られるようにすればいいのに、と思います。
(私のように)傍聴も行ったことない人間がいきなり裁判員やるなんて、絶対無理な気がしますし。