スコットランドの風変わりな行事。
一見、人間の形に刈り込まれた植木に見えますが……

The Burryman comes to town (Scotsman)
実は、中の人がいます(汗

場所はイギリス スコットランド地方 クイーンズフェリー
毎年、8月第2金曜、この風変わりな人は、(フランネル地のボディスーツを着てから)トゲの生えたハリエニシダの茂みを身に付け、通りを歩いてお金を集めて回ったり、ウイスキーを飲んだり。
このBurrymanの歴史は、900年以上昔にさかのぼることができ、幸運をもたらしてくれると考えられています。
この異様な式典の由来はちょっとしたミステリー。漁業に関する儀式だと考える人も居ます。海の幸を賛美して、更なる恩恵のために神をなだめるというのです。Burrymanは、多くの民間伝承伝統に現れる、緑と豊かさの象徴、グリーンマンの代表である、ともいわれます。また一説には、クイーンズフェリーの町の名前の由来であるマーガレット女王の即位を祝うものだとも言われています。彼女の夫は、ハリエニシダの藪に隠れて、イギリス人から逃れました。
現在、Burryman役を演じるのはジョン=ニコルさん(32)職業はグラフィックデザイナー。Burryman役は8年目になります。だれもやりたがらない役目ですが、彼は名誉だと考えています。
Burrymanの役目は、邪悪を吸い取って、来るべき年の幸運をもたらしてくれること。
準備には一週間を要します。
「私、ガールフレンド、父の3人で、1万1千本のいばらを集めます。この植物は、2年に1回しか種をつけないのが難点。そして、暑さ続きのために、今年は、あまり生えていません。」
Burrymanは朝早く、二人の係員に手を握られて出発。
二人は、重いコスチュームを身に着け、両手に花束を持ち、さらに、ほとんど視界が遮られたBurrymanが歩くのを手助けするための先導です。
9時間にわたり町を歩きまわり、途中、トイレに行くこともできません。
で、なんと、ジョン=ニコルさんは、閉所恐怖症。大変だ~
翌日は、頭痛に悩まされるとのことですが、トゲのせい?それとも、ウイスキーで二日酔い?
世の中には、いろいろと変わったお祭りがあるもんですねぇ
全身に葉っぱを身につけてるところといい、係員が先導、両手に棒を持っているところといい、
アカマター・クロマターに似てる?
「秘祭の背景」アカマタ・クロマタ
それぞれ別個に発生したにせよ、伝播したにせよ、ユーラシア大陸の、ちょうど東端の島と、西端の島に 似たお祭りが有るというのは不思議ですね~
