テレビゲームは子供に有益!?(イギリス)

2006年5月21日、英ガーディアン紙が、ゲームは子供に有益かも、という記事を掲載。diggにもブックマークされていた模様。
旧聞ではありますが、紹介します。

真偽のほどは、各自でご判断願います。

 コンピュータゲームは子供にとって有益かもしれません。政府の研究によれば、暴力的なゲームが暴力を誘発するという証拠を見つけることは出来ませんでした。

 ゲームは子供の決断力を伸ばし、前向きな学習態度を身に着けさせる 
 いくつかの研究が、そう示唆しています。

 ある研究は、「架空の暴力は、子供が恐怖を克服するのを手助けし、自分らしさをはぐくむ」と論じています。かつて、恐ろしいおとぎ話がそうだったように

 これは、暴力的なゲームと現実の暴力の関連性について英政府の要請で調査したもの。
ある刺傷事件の加害者が暴力ゲームに夢中だったのをうけ、彼の母親が暴力ゲーム禁止のキャンペーンを起こしました。

 ある論文は、暴力ゲームへの恐怖は、『現代社会における、幼児期のすごし方の変化』への社会不安を反映している、と結論付けています。ゲームと(暴力)の関連を示唆する研究の多くはアメリカ発であり、また、どのようなコンテンツで遊んだかについて明記されていませんでした。

 政府はゲームの対象年齢ラベルについて討議。親がゲームを選ぶ際の目安について、メーカーと話し合いの場を持つ予定だと思われます。
 
Study downplays link of video games to violence (Guardian Unlimited)

 
しかし、おとぎ話だってホントは残酷というのは盲点でした。((良い着眼点なんじゃないかと思います。))

こちらが、問題の論文、だと思われるもの。 (culture.gov.uk)
Review of research on the impact of violent computer games on young people (PDF)
HTML版

こちらは、同じような内容の論文。(アメリカ産)
Violent Video Games as Exemplary Teachers (PDF)
HTML版
タイトルは模範的な教師としての暴力ゲーム 持ち上げすぎ。
いわゆる教室での勉強は本を読んだり話だけだが、スポーツなども含めると、学習というのは実際にやってみて「身体で覚えるもの」
リアルタイムに、いろんなことを試行錯誤できるから学習的態度が身につきやすい。
などなど。

論文に出てくるManhuntはグランド・セフト・オートと似たシステムの、かなり自由度高め、且つ、残酷票限度高めのテレビゲームみたいです。

でも、私自身は、怖い系ゲームは苦手だったりするのですが~

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