『アンテナ・ランチャー』  ハリケーンで活躍しちゃう!?

カトリーナ上陸のニュースでにぎわっていますが、災害時の緊急連絡手段のひとつが アマチュア無線。
今回は、アメリカのアマチュア無線家による、 手作りの アンテナ 射出装置を紹介します。

Pneumatic Antenna Launching Systems

 蛇足ながら 説明を。

屋外で 無線を使う際、問題になるのは アンテナ。

手に持って使うタイプの無線機は、 おおよそ 見通せる距離にしか電波が届きません。

短波帯と呼ばれる、 少ない電力で 長距離届く 無線を使うには、 大~~~~~~きな アンテナが必要になります。 

広い平地なら、 支柱の先に建てられないこともありませんが、 森の中だと 大変!
ということで、 この アンテナ・ランチャーの出番となるのでした。

その仕組みは、 圧搾空気で テニスボールを発射。 ボールには 糸で アンテナが結び付けてあり、 ボールが飛ぶと、 アンテナも一緒に飛んで行きます
 

打ち上げ 完了

…… アンテナ よく壊れないなぁ。 それに、どうやって 降ろすんでしょ?

昔から、 ボウガン、 スリング・ショット (ゴム管パチンコ) などを使って アンテナを張る、というのは 行われてきました。 このアンテナ・ランチャーが  それらよりも優れているのは ひとえに安全性
テニスボールなので、 人間に当たっても、 (比較的) 安全です。

圧縮タンクにペプシのペットボトル3本を使ったタイプも有り。

Trident Pneumatic Tennis Ball Launcher

カコイイ。

現在は 山奥でも携帯電話が 使えますから アマチュア無線も 昔ほど人気の趣味、ではありませんけれども、 これは 楽しそうですね~

使っている様子は ビデオで撮影したけど、空ばかり映ってた、とのこと。
ぜひ、動画で見てみたいです。

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