第2のピサの斜塔!?(イタリア)

ピサの斜塔が完成して600年以上経った現代。
この塔の近くに、第2のピサの斜塔!?を建設予定とのこと。

と、いっても、実際に傾いているわけではなく、ライティングによって、あたかも傾いているかの如く見せかける、とのこと。なーんだ。

建設予定地はオリジナルのピサの斜塔の5km南。
デザインはDante Oscar Benini 氏。
建設は この夏 開始、4年後の完成を見込んでいます。
高さは57メートル。商業施設と、居住区によって構成されており、建設費用は6500万ドル(約68億円)の予定。

塔というか、普通のビルのようですね。

地方議会議員、 緑の党 Fabio Roggiolani氏は
『鉄とガラスで出来た塔は、景観を害する』
と主張しています。

しかし、都市の都市計画立案者Giuseppe Sardu氏は、第2の塔が観光客を呼んでくれることを期待しています。

この 建物(二つの低層のビルを含む)を建てるために、ピサの斜塔近くの聖堂および洗礼場が取り壊す必要があります。

オリジナルのピサの斜塔が Bonanno Pisanoによって建てられたのは1173年  。
当時、イタリアは 豊かな海運国でした。

三階を作り終えるよりも早く、建物は傾き始めました。
作家 マーク・トウェインをして
『世界で最も奇妙な建築物』
と、言わしめました。

1990年には 人が入れないほど傾きが進みました。
そのため、44 センチほど押し戻し、1838年当時の傾きに。
2001年 観光客の入場が再開しました。

情報源

Italian city of Pisa planning construction of a second leaning tower(AP)

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