『Legend of Earthsea』ゲド戦記 テレビドラマ化

既にスラッシュ・ドット・ジャパンなどで既報なので、御存知のかたも多いかもしれませんが、ファンタジー小説『ゲド戦記』がテレビドラマ化されたようです。

アーシュラ・K・ル=グウィンによるファンタジー小説『ゲド戦記』。
今回ドラマのタイトルにもなったEarthsea(アースシー)は、一連の小説の舞台となっているファンタジーの世界の名前。

小学校のころに読んだきりなので、よく憶えてないのですが、印象に残ったのが独特の魔法のルール。

・魔法使いは、人やモノの 名前を知ることにより、魔法をかけることができる
 (そのため、人々は、『本当の名前』は隠し、普段はニックネームをつかっている。)

・魔法使いの名前を知れば、彼の使った魔法を無効にできる。
 (だからといって、無効にすれば、魔法使いに勝てるかというと・・・・という短編もありました。
 たしか 短編集『風の十二方位』に収録されてたはず。)

・魔法使いはドラゴンと話をすることができる。しかし、ドラゴン相手にウソをつくことができない
 (でも、ドラゴンはウソをつくことができる。)

日本でDVDなどが発売されるのが待ち遠しいです。

Legend of Earthsea公式サイト(英語)
原作者 アーシュラ・K・ル=グウィンのビデオインタビューなども掲載されています。

(2004-12-27 追加)
原作者が、ゲド戦記ドラマを批判 (読冊日記)

影との戦い―ゲド戦記 1 こわれた腕環―ゲド戦記 2 さいはての島へ―ゲド戦記 3
切り絵風の表紙も独特でした。

帰還―ゲド戦記最後の書アースシーの風 ― ゲド戦記Vゲド戦記外伝
このあたり、まだ読んでないです。

ゲド戦記全6冊セット