地震について 若干のメモ
サロス周期とメトン周期
サロス周期では18年、メトン周期では19年で、太陽、月、地球の相対位置が同じになる=月食、日蝕などが同じ場所で再現されるといわれています。
唯一の問題は、1サロス後の食が約8時間遅れて起こることであった。
~(略)~
より長い3サロス分の周期(およそ54年31日)をトリプルサロスあるいはギリシャ語で「exeligmos(エクセリグモス)」と呼び、この周期がよく用いられた。
サロス周期
潮汐力と地震
つまり、18年とか54年という単位で、太陽、月、地球の相対位置が同じになる=潮汐力も同じになる、ということになる、、、はずです。
ここで、大胆な仮定として
地球に影響する潮汐力が同じとき、地震の発生確率も同じになる
を導入します。
(あくまでも仮定です!!!)
仮に、ある時点での大きな地震の発生確率が 20パーセント(5扮の1)とします。メトン/サロス周期が20年弱なので、およそ100年に1回発生することになります。発生確率が1桁パーセントだと、1000年に1回程度。 すごく雑な考えの割に、なんとな~~く妥当な数字が出てきた、と思いませんか?
何事も結果が出るには時間がかかる
で、何を言いたいかといいますと、「科学の研究に限らず、何事も、結果が出るには長い時間がかかる」ということです。
例えば、上記のようなことを検証するには、最低でも19年~50年ぐら地震観測網hinetとか電子基準点geonetが稼動してないといけないですし。