ポート・ヒューロン ミシガン州
とある女性が、ミイラ化した遺体をeBayで売ろうとしたところ、警察に逮捕されました。
19世紀初期スコットランドのコレクション由来の品と思われます。
警察発表によれば、金曜日（11/3）に捜査は終了、刑事告発しない予定とのこと。
ミイラは、10月10日、インターネット・オークションで発見された後、没収されました。
タイムズヘラルドによれば、ミシガン州立大学 人類学者が鑑定した結果、遺体は19世紀初期のもので、スコットランドの解剖学者アレン・バーンズの解剖学のコレクションの一部と判明。
コレクションは、1820年アメリカへ。メリーランド医療大学へと収蔵。
人類学教授ノーマン・サウアー氏が警察にeメールにて報告したところによれば、遺体は、子供のもので、おそらく6歳～9歳。サウアー氏「医学的なミイラは、明らかに重要な歴史的標本であり、バーンズコレクションに返却されるべきです。」
氏によれば、長年にわたり、コレクションの標本の多くが散逸しています。リン・スターリングによれば、彼女はミイラを、解体業者をしている友人から手に入れました。
その友人は、30年前、とあるデトロイトの学校の解体現場で発見したといいます。10月11日、eBayにより出品は取り消されました。
eBayによれば、人間の遺体の販売が規約に反するから、という理由。
eBayは、医療用の骨格標本の販売は許可していますが、ミイラの販売は許可していない、とのことです。
ミイラといえば、今、話題なのが黒沢清監督の『LOFT ロフト』。
11/11より、岐阜でも公開 される模様。
黒沢監督ファンの知人が見に行ったところ、かなりのショックを受けて帰ってきた模様。
私も見に行こうと思っております。
黒沢作品は難解なので、私に理解できるかどうかは、ちょっと予測不可能ですけれども。
というわけで、ミイラっぽい記事が有ったのでメモしてみました。