近い将来、宝石の一種(?)が 防弾ガラスとして使われることになるかもしれません
アメリカ空軍は、鋼鉄貫通弾にも耐える透明な材料を開発中です。
ALONと呼ばれる アルミニウム酸化物が ALONよりも重くて、脆い従来の防弾ガラスに取って代わることになるでしょう。
「この物質は、ガラスよりも早くから存在していました。」
そう語るのは、オハイオ空軍研究所 透明装甲プロジェクトの指揮官 ジョセフ・ラ・モニカ中尉。
ALONは、アルミニウムと酸素、窒素から構成されるセラミックの一種。光学的、構造的に、サファイアと似た性質を持っています。従来の防弾ガラスは何層にも重ねられたガラスとポリカーボネートから出来ています。
新型の防弾ガラスは、 一番外側にALON,中間に強化ガラス、一番内側に合成樹脂のシートの3層構造となっています。
オハイオのデイトン大学の研究施設で行われたテストでは、.30 口径ロシア製M44スナイパーライフル((ちょっと 銃の正式な翻訳のしかたが判りませんでした。))、および .50口径ブローニング・スナイパーライフルによる 鋼鉄貫通弾に耐えました。
さらに、.30口径鋼鉄貫通弾による連続射撃にも耐えました。
従来の強化ガラスで同程度の強度を実現するには、何十センチもの厚さが必要となります。
「おどろきです」
実験を行った デイトン大学の研究者 ロナルド・ホフマン氏は、この材料は、軍用機など、重量あたりの強度が重要となる場合に使用されるだろうとニュー・サイエンティスト誌に語りました。
唯一の欠点は、ALONの価格。1平方インチあたり、15ドルもかかります。これは、従来の防弾ガラスの3倍の値段です。
これは、組み立てのための機会が高価なことが原因。念入りな表面研磨が必要となるためです。
しかし、ホフマン氏は、量産により価格が下がるだろうと期待しています。
情報源
Windscreen repels armour-piercing bullets (New Scientist)
従来の防弾ガラスよりも軽くて丈夫みたいです。
アルミの酸化物で透明でサファイヤと同じ、っていうと、コランダムでしょうか?
でも、窒素も入ってるっていうから、違うのかなぁ?
同じ使われるなら、女性のアクセサリーのほうがいいですよね~