「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」

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父の日ということで、父親が見たがってたインディ最新作の先行上映を見てまいりました。
-[[「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(公式):http://www.indianajones.jp/]]

同じ見るなら”映画館でないともったいない”アクション巨編です。

で、見てから一日経ち、この映画には、足りないものが3つあったことに気が付きました。
事前情報無しで見たほうが絶対面白いと思うので、見に行く人は以下を読んじゃダメ!
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第一印象は、おおむね、このくだりと同じでした。

“そんなわけで、各個の見せ場は文句なし。驚きとスリルに満ちたものばかりだ。
 
だが、その良さはあくまで個別に存在しているという印象で、すべてが綺麗につながったときに感じる満足感はさほどではない。あえていうならば、年寄りレスラーのプロレス。それぞれの技の切れやタイミングは最高だが、繋げて試合を「物語」にするだけのスタミナがない。
 
[[『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』75点(100点満点中)(超映画批評):http://movie.maeda-y.com/movie/01128.htm]]

最初は、風呂敷の広げすぎで、、、きれいに風呂敷が畳まれてるとはいうものの、ちょっとついていけない、という感覚なのかなぁ?この記事にリンクするだけで十分かな?と思ったのですけれども。。。
*若い女優さんが出てない
この映画、若い女優さんがホントに出てきません(汗
(出てこない理由は。。。ネタバレになっちゃうので書きませんが)

//個人的には、ファミリー映画になればこそ、日曜日朝の特撮ドラマと同じく、世のお父さんのためのサービスシーンみたいなものも有っていいんじゃないかと(こらこら)
じゃぁ、アンジェリーナ・ジョリーが主役ララ・クロフトを演じる「トゥーム・レイダース」ならいいのか、っていわれると、それも厭だけど(汗

たとえば、今回新登場した、インディの若い相棒マットが気絶したのを現地の若い女の子が助けて看病するとか~ (で、それが後のマットの行動の動機になっていくとか)そんなベタなシーンがひとつふたつ欲しいかな、とか。(そこまで盛り込んじゃうと時間的に厳しいですけれども)
ただ、「じゃぁ、誰を?」っていわれると、ちょっと、今のハリウッドの女優さん、よく知らないんですけれども。。。誰がいいのかしらん?
*ツッコミ役不在・・・新八のいない銀魂なんて
笑いというのは、ボケとツッコミが居て成立するので、登場人物の全員が全力でボケに回られちゃうと、正直ちょっとつらいなぁ、と。
名作マンガの条件のひとつはツッコミ役である、と言われてたかどうかは判りませんが
-「銀魂」の新八
-「BLEACH~ブリーチ」の石田雨竜 
-「Xファイル」のスカリー

などなど、ツッコミ役のキャラが立ってます。。。。ってことはマットがメガネかければいいのかも(違((知らない人むけの無粋な解説。上記は全員メガネキャラです))
(ところで、ツッコミ役ってタロットの、どのカードでタグづけしたらいいのかしらん?)

第三作目「最後の聖戦」だと、父親のヘンリー(ショーン・コネリー)がボケてインディがツッコミ役に回ってて、それがすごく良い味を出してました。第一作、第二作目は、ヒロインがツッコミ役を担ってたかと。新作だと、主役のインディを筆頭に、新登場のマット(トランスフォーマーのシャイア・ラブーフ)も、さらにケイト・ブランシェットが演じるソ連の科学者もボケまくる、ボケまくる。。。
”だれかツッコミ入れてあげて”っていう(汗
映画見てるこちらは凡人なので、その代理役になるアバターというか、普通の人代表も映画の中に居てほしいし。。。

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以下は印象に残ったシーンをタロットでタグ付け。基本的にこじつけなので、あまりつっこまないでください。。。
*王様の帽子
インディといえばやはりムチと帽子。
帽子は、映画においては、その持ち主の権威/プライドをあらわすものとして使われることがあります。他の作品だと、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック・スパロー(ジョニー・デップ)の帽子が面白い使われ方をしてました。
この「クリスタル・スカル」でも、インディーの帽子は健在です。予告編でも使われてる、地面に落ちた帽子を拾い上げる場面では、彼のプライドの高さが伝わってくる気がします。
というわけで「皇帝」でタグづけしておきます。
*愚者の棒
今作では、インディの古い友人が、正気を失った状態で現れます。彼は、長い竹で作られた楽器を振り回しながら登場。この長い竹の棒が雰囲気づくりに一役かってる気がします。

[[タロットカードの「愚者」の図柄:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9A%E8%80%85]]の特徴の一つが”長い棒”を持っていること。
「七人の侍」だと、三船敏郎が演じる型破りな人物、菊千代だけが、異様に長い刀(斬馬刀?)を肩に担いで持ち歩き、トレードマークとなっていると同時に、異様な雰囲気をかもしだしています。
あとは、チャップリンのステッキも含めていいのかどうか。。。?

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と、3点ほど気になったところをリストアップしましたかれども、第4作となり、父の日に見るに相応しい、父の日らしい感じのファミリームービー。
同じ見るなら”映画館でないともったいない”アクション巨編でした。

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