過去15年間海上を漂っていたゴム製のアヒルの大軍がイギリス、コーンウォール海岸に現れるもようです。
1992年1月、嵐に荒れる太平洋にて、偶然、海に転落してから、このお風呂用のオモチャは17000マイル≒2万7千kmもの旅をしてきました。
香港から、米国ワシントンへの28800個の貨物。。。プラスチック製のアヒル、ビーバー、カメ、カエルなどなどの一部です。
シアトルの海洋学者 Curtis Ebbesmeyer氏は、海流を調べるため、このオモチャを監視していました。
彼は、このオモチャがどこの海岸にやってくるか興味をもっています。いくつかはアメリカ東海岸に到着しました。
「コーンウォール、およびイギリス南西部に最初の群れが到着するでしょう」このオモチャを製造者に返却すると、発見者には50ポンド≒12300円支払われます。
しかし、好事家に売れば1000ポンド≒25万円の値がつくことも。プラスティック製のアヒルは、いままで、インドネシア、オーストラルア、南アメリカなどに漂着。
なかでも荒波に洗われるアラスカ海岸は、洗い場用オモチャの群生地。アラスカでは、1993年~2005年、ディーン・オービソンさんと息子のタイラーさんはSitka市近辺の海岸にて121匹のアヒルを拾いました。
お風呂用のオモチャだけど。。。ニューヨークには漂着したのかしら、なんて。
(さむくてすんません)
ちなみに今回のタイトルは ananovaでのタイトルをもじりました。
Rubber duck invasion of UK