『寅さん』 vs  『電車男』

男はつらいよ あぁ失恋48連発、BS2で
8/6~

その昔、日本映画(ドラマ)には 『非モテの純愛』 というジャンルがありました。

以下、独断と偏見に満ち溢れております

代表作は、やはり、 菅原文太&愛川欽也((愛川さんは妻帯者の役ですが。))の『トラック野郎』 そして 『男はつらいよ』 (寅さん) ((もっと古くには、『無法松の一生』なんてのも。』))

『101回目のプロポーズ』あたりで、一旦、 このジャンルは終焉を迎えたのですが、 『電車男』 で21世紀によみがえりました。((とか 断言しちゃってすんません。))

『寅さん』 と 『電車男』  どこが違うかといいますと、やはり、恋愛が成就するかどうか。
…… 寅さんの恋が成就しちゃったら、シリーズが終わっちゃいますから!

そして、『寅さん』は、恋愛対象となる マドンナたちのドラマを軸として展開するのに対して、映画版 『電車男』は あくまで電車男による一人称の物語であること。電車男にとって まだ よく判らない存在であるエルメスは 映画の中では、 よくわからない ミステリアスなキャラクタとして描かれていること、ではないでしょうか?

 寅さんシリーズ、若いころは まったく 面白いと思わなかったのですけれども、歳をとったら 面白く感じるようになりました。 自分が非モテだから感情移入しやすい、ということなのかもしれませんけれども。

……モテるひと、イケてるひとが 寅さんを見たら、どうなんでしょうね? 面白い? 面白くない?

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