ルーブ・ゴールドバーグ・コンテストって何?(アメリカ)

懐中電灯の電池を交換するまでに 必要な手順は いくつぐらいだと思いますか?
簡単に交換できるほうが、いいに決まってますよね?

ところがパデュー大学の学生たちは、複雑怪奇な手順を必要とする、懐中電灯の電池交換方法を開発。とあるコンテストに優勝しました。

いったい、 どんなコンテストかといいますと……

ルーブ・ゴールドバーグとはマンガ家の名前。(1883-1970)
簡単に出来ることを、あえて 手間ヒマかけて、ややこしい機械を使って行うマンガを多数残した。

現在では、簡単に出来ることを実行するのに用いる非常に手の込んだ機械・計画・仕組みなどを指し示す言葉となっています。

そんな、ややこしい機械を作るコンテスト、それが 
『ルーブ・ゴールドバーグ・マシン コンテスト』

今回の課題は、
『20 段階 以上の過程を経て、
懐中電灯の電池を交換しよう』

パデュー大学の学生たちは、課題の6倍以上 
『125 段階』の過程を経て 懐中電灯の電池を交換するための機械を開発。みごと優勝しました。

Zionsville航空学校のHollingsworthさん曰く

『最後の1%の部分が動くようにするのに一番時間がかかります』

パデュー大学の作ったマシンは、ロケットの発射と、地球への隕石落下をシミュレート。

同校は、観客400名による人気投票でも一位を獲得。
2位は フェリス州立大学
3位は テキサス大学オースティン校

こんな機械は作らずとも、 カンタンなことを必要以上にややこしくするのは、よく有りがち、かも。((自戒を込めて))

情報源
Students Use 125 Steps to Change Batteries (AP)

Students Use 125 Steps to Change Batteries (AP) その2

歓びの表情  【写真】

The Official RUBE GOLDBERG Web Site

コンテスト 公式サイト

なんと、日本でも、同様のコンテストが行われていました。

ルーブ・ゴールドバーグ・コンテスト 2004(多摩大学 齋藤ゼミ主催 )
10段階以上の過程を経て国旗を描こう

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